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サインポスト(株)【3996】の掲示板 2024/04/13〜2024/05/29

>>482

その「TTG-SENSE」の仕組みを伺うと、「簡単に言うと、(店内に設置された)カメラだったり、商品棚にもセンサーがついていますので、それらによって人と商品の動きをマッチングさせて、商品を手に取った瞬間に“誰が何を取ったか”というのが分かる仕組みになっています。また、(セルフレジのように)セルフスキャンする必要がないので、素早くお買い物をすることができますし、コールセンターでは遠隔でお店を見守っていますので、トラブルが起きたときも我々で対応することができます」と阿久津さん。


無人店舗と聞くと“万引き”などの被害をイメージする人が少なくありませんが、それにも対策を講じており、「まず、コールセンターでリアルタイムにお店を見守っているので、そこは有人店に近い形を取っています。さらに、お客さまが商品を手に取った時点で判定するため、隠したり、バックのなかに入れても、レジの前に立つと(手に取った商品が)会計に表示されます。そして、それらを購入しないと(退店するための)ゲートが開かないので、事実上、万引きは難しい仕組みになっています」と解説。


社内では“自分の母でも使えるような仕組みづくり”を合言葉に、ご年配の方でもスムーズに利用できるサービス提供を目指しています。

  • >>483

    ◆「TTG-SENSE」導入のメリット

    「TTG-SENSE」を導入することで、人手不足の解消や人件費削減といった大きなメリットのほか、「コンビニでいうと“飽和状態で店が作れない”という話や、スーパーなども“賃料が高くて出店できない”という話を聞きますが、我々のサービスでは、今まで出していないような小さいパッケージでお店を展開できます」と阿久津さん。


    これらのメリットによって、サテライト店(本店とは離れた場所で小型店舗を展開すること)の展開が可能となるとし、「例えば、今まで100万円を売り上げていたお店の近くに、売り上げ10万円規模のお店を作れば、両店舗の売り上げを足すと110%になる。今はそういった戦略をご提案しています」と言います。


    また、阿久津さんいわく、経営の方からも「TOUCH TO GO社のサービスを導入したい」という声が多くあるそうですが、「今はどちらかというと大手法人さま向けに展開し、ゆくゆくは、道の駅や地方で地産品を売るようなところでも積極的にやっていきたいですね。創業時に『10年後、日本の約3割の人が使える仕組みにしたい』といったところを目指していて、現在創業4年目なので、あと7年ぐらいには、そういう未来をつくりたいなと思っています」と話していました。


    (TOKYO FM「DIGITAL VORN Future Pix」4月20日(土)放送