(株)ＰＫＳＨＡ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ【3993】の掲示板 2021/02/16〜2021/02/22

パークシャの子会社のBEDOREが日経の記事に

三井住友海上あいおい生命保険は2021年3月に、契約者からの電話に自動音声で対応する人工知能（AI）を業界で初めて導入する。AIに保険の証券番号などを口頭で伝えると、保険金の支払い手続きが完了する仕組み。新型コロナウイルス禍で問い合わせが増えているコールセンターの負荷を軽減する。

同社は、MS&ADインシュアランスグループホールディングスのグループ会社。導入するのは、AI開発のベドア（東京・文京）の自動応答システム。まず代理店との連絡に活用しており、3月に契約者からの請求を受け付ける。22年には簡易な案件で保険金請求の連絡を自動で処理して支払う仕組みも整備する予定で、保険金支払いの早期化が進みそうだ。

システムはまず契約者が保険金支払いを受け付ける窓口の番号に連絡。AIが会話内容を事務担当者に連絡し、三井住友海上あいおい生命が請求書類を発送する仕組みだ。契約者は深夜や休日でも保険金の請求手続きをすませられる。

新型コロナに感染するリスクを下げるため、コールセンターは電話に対応するスタッフを増やすのが難しくなっている。緊急事態宣言下で、コールセンターへの電話がつながらないのも珍しくない。AIを活用した電話の自動応答で簡易な支払案件は人手を介さず処理し、業務の効率化を急ぐ。