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(株)イーディーピー【7794】の掲示板 2023/02/22〜2023/02/24

イーディーピーの投資のポイント(IPO直前情報だった=過去形)
 産総研発ベンチャー企業のIPOは2012年11月に東証マザーズ上場したキッズウェル・バイオ<4584>(旧ジーンテクノサイエンス)以来。
 事業内容は一見地味な印象を受けるが、人工ダイヤモンド宝石市場は毎年15~20%の成長率があると見込まれており、その他にも人工ダイヤモンドには半導体特性や高熱伝導率など優れた特性を生かした応用の可能性を秘めているという。
 同社業績は右肩あがりで推移しており、成長性に期待できそうだ。

 ただ、最近のIPO環境からみると公開規模に荷もたれ感があるほか、株価バリュエーションにはやや割高感も感じられる。

 独立行政法人産業技術総合研究所(産総研)で開発した大型ダイヤモンド単結晶製造技術の事業化を目的として、産総研ダイヤモンド研究センター長であった藤森直治氏(現同社代表取締役社長)を中心に2009年、大阪府に設立。
 同社のダイヤモンドは形状が板状であることが大きな特徴であり、砥粒分野以外の応用分野にとって適用しやすいとともに、同社が採用する気相合成法以外の他の製造手法や競合他社に比べ大型の単結晶が製造できるという、優位性を持っている。

 2019年3月期~2021年3月期の種結晶最終販売先は合計45社で、インド(15社)、米国(12社)、イスラエル(4社)、欧州(8社)、中国・台湾(6社)等、全て海外企業。
 2021年3月期における全製品の顧客別売上高はLusix(イスラエル)が29.4%、CBC(日本)が16.6%、Sigma Carbon Technologies(インド)が15.6%、Cornes Technologies(米国)が10.5%となっており、以上4社で売上の72.2%を占めている。
 種結晶サイズ別では、7×7mm以下が57.3%、8×8mm~9×9mmが25.9%、10×10mm以上が16.8%。従業員は47名。