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弁護士ドットコム(株)【6027】の掲示板 2020/07/28〜2020/08/22

弁護士ドットコムの株価が高い(時価総額が大きい)のは、クラウドサインの売上や利益が今後、爆発的に増えることを予想する投資家が多いから。電子契約市場は今のところ、日本ではほぼ未開拓の状況でクラウドサインの売上も数億規模です。

クラウドサインは「コロナ禍でリモートワークが増えたからクラウドサインの売上もすぐに増える」みたいに単純にはいきません。サービスの性質上、企業が導入を決めてすぐに売上が急増するようなサービスではありませんからw。
コロナ禍により官民挙げて導入の準備を急ピッチで進めている最中ですが、ある程度の規模の会社・組織だと、システム改修や社内規程の改訂、業務の見直し等にある程度時間がかかるのは仕方のないところです。

電子契約には利用企業が増えるほど指数的に利用件数が急増していく、いわゆるネットワーク効果があることから今後、爆発的な利用増が期待されています。電子契約の本格的な普及がいつ頃からになるのかはわかりませんが、少なくともコロナ禍以前に考えられていたより、かなり短期間で普及しそうな雰囲気ですね。いわゆる"潮目が変わった"という状況です。

弁護士ドットコムはこれまで、比較的容易に利用できる立会人型電子署名の法整備、日本での普及に中心的な役割を担ってきました。これがクラウドサインを採用する企業が多い理由。他のシステムとの連携のしやすさ、法解釈等の利用者に対する積極的な情報提供等、他の同様のサービスより優れている点は多いと思います。

米Docusign社によれば、電子契約の世界の潜在的な市場規模(TAM)は5兆円超。おそらく、少なく見積もっても日本だけでも1千億円は下らないでしょう。これだけの市場が今後、急速に立ち上がってくる中で、市場シェアが高いクラウドサインを擁する弁護士ドットコムの評価が高くなっているということでしょうね。

今の株価が妥当かどうかは誰にもわかりませんが、コロナ禍以前でも4~6000円ぐらいで推移していたイメージですから、コロナで注目されたことで異常に株価が騰っているという感じでもないですね。米Docusignなんか、1年で株価が4~5倍ぐらいになっているしw。

以上、中長期スタンスの投資家の一つの見方です。短期の株価には興味ないので悪しからず。
自分は長いこと成長株中心に投資していますが、成長株はどこも似たようなもの。
期待先行といえばそれまでだけど、エムスリーもGMO-PGも、ことあるごとに「異常に割高」とか「そんなの日本じゃ普及しない」とか「外資参入で競争激化」とか言われ続けていました。

さて、弁護士ドットコムはどうなることやら。
投資は自己責任でw。