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 アビスト <6087> (JQS)  同社株は、昨年12月18日に公開価格3450円で新規株式公開(IPO)され、初値を公開価格と同値でつけたあと、上場来高値3570円まで買い進まれたものの、その後、上場来安値2810円まで下ぶれ下値固めを続けてきたが、この安値水準で今9月期業績の続伸予想や期末配当の60円を見直し下げ過ぎ訂正を期待する買い物が根強く続いている。




■自動車業界向けの設計開発事業で好採算業務を受注




  同社の今9月期業績は、売り上げ53億8500万円(前期比14%増)、経常利益6億3700万円(同1%減)、純利益3億7500万円(同1%増)と予想されている。主力の設計開発アウトソーシング事業で、国内の自動車メーカー、部品メーカー、家電メーカー、精密機器メーカー向けの3次元CADをツールとして、機械・機械部品やソフトウェアを設計開発する技術者を派遣し、トヨタ自動車 <7203> を主要顧客としており、自動車業界で新車開発などの設計開発事業が高水準で推移し、より好採算の業務を受注していることなどが要因となっている。




  なお経常利益は減益予想となっているが、アウトソーシング事業での技術者の要員増負担や、子会社を設立して飲料用の「水素水」の製造・販売事業に進出、熊本県菊池市の工場用地で取水用井戸を掘削、工場を稼働させる人件費、原材料費が増加することが要因となる。ただ期末配当は、新興市場のIPO株として異例の60円を予定している。




■PERは14倍台、配当利回りは2%と下値買い妙味を示唆




  株価は、上場来高値から同安値まで760円安、底値固めを続けて公開価格、初値を下回っているが、PERは14倍台、配当利回りは2.0%と下げ過ぎを示唆している。一昨年12月20日にIPOされ公開価格を下回って初値をつけたパンチ工業 <6165> (東2)は、今年に入って連日、上場来高値を更新し公開価格比2.5倍と大化けしており、アビストにも下げ過ぎ訂正で同様の「小さく産んで大きく育てる」株価展開が想定され、下値買い妙味を示唆している。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)