スター・マイカ・ホールディングス(株)【2975】の掲示板 2022/04/22〜

>>295

中国の不動産市場って、あまり理解されていないようですね。

20年からの不動産業者への融資の厳格化・抑え込み、昨年の住宅ローン金利引き上げで過熱を抑え込んだだけかもよ。
それから、住宅政策の重点を都市から農村へ、新築から低所得者層の既存住宅の改築へ、所有から賃貸へ、ってな具合に移していますね。社会的平等の推進と言うか、低所得層の生活レベル向上で「共同富裕」政策推進のようです。

中国不動産情勢；ー

①住宅取引量はプラスの伸びを維持した
21年、年間の分譲住宅販売面積は15.65億㎡に達した。これはここ数年で最高であり、前年比1.1％増である。

②住宅価格の上昇幅がある程度反落
21年の大中都市の新築住宅の販売価格は2％上昇し、上昇幅は20年と比べて1.7ポイント縮小、中古住宅は1％上昇し、上昇幅は20年と比べて1.1ポイント縮小。
22年1月の70大中都市の住宅価格は前年同期比で、新築は上昇50都市、横ばいは0、下落は20。中古は上昇が39都市、横ばいは1、下落は30。

③不動産開発投資はプラスの伸びを維持
21年は年間で14.8兆元に達し、前年比4.4％増であった。住宅投資は前年比6.4％増で、固定資産投資に比べ1.5ポイント高かった。

④分譲住宅の販売サイクルはなお合理的区間にある
一般的に、分譲住宅の販売サイクルは12カ月から18カ月までが比較的正常であり、21年末の水準は14.1カ月と合理的区間にある。

それから、住宅政策の保障性住宅に重点を移してますね；ー
・社会保障的性格をもつ住宅（保障性住宅）の建設を着実に推進
・保障性賃貸住宅の発展を加速し、全国40都市で新たに94.2万戸を新たに手配し、新市民・青年の住宅難問題の解決に力を入れた。
・各種バラック地区の改造を165万戸着工し、都市老朽化小住宅団地5.56万個所の改造に新たに着工して、965万戸の住民に恩恵を及ぼした。

マスコミの報道が偏り過ぎてるかも。そんなので中国の不動産市場を判断されては、習近平さんんも気の毒なもんかも。結構、真っ当なことやってる様です。