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フィデリティ・USリート(資産成長)C(H有)【32311136】の掲示板

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NY円、3日続落 1ドル=110円95銭~111円05銭、一時1カ月半ぶり安値 リスク選好で売り

13日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3日続落し、前日比50銭円安・ドル高の1ドル=110円95銭~111円05銭で取引を終えた。一時は111円06銭と昨年12月下旬以来ほぼ1カ月半ぶりの円安・ドル高水準を付けた。米中貿易交渉の進展期待などで米株式相場が続伸し、投資家がリスク選好姿勢を強めた。低金利で投資資金の調達通貨とされる円には売りが優勢になった。

トランプ米大統領は3月1日が期限の協議の期限延長と中国製品の関税引き上げを見送る可能性を12日に示唆した。13日には香港紙が習近平(シー・ジンピン)国家主席が米交渉団と15日に面会する予定とも伝えた。両国が何らかの合意にこぎ着けるとの期待が高まり、株式などのリスク資産に資金が流入しやすかった。

米政府機関の再閉鎖が回避されるとの観測もリスク回避の際に買われやすい円相場の重荷だった。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は13日、トランプ米大統領が米与野党が基本同意した新たな予算案に署名する見通しだと報じた。米政府機関が再び閉鎖して米経済に悪影響を及ぼすとの懸念が後退した。

米労働省が13日朝に発表した1月の米消費者物価指数(CPI)は前月比で横ばいだったが、前年同月比では全体とエネルギー・食品を除くコア指数がともに市場予想を小幅に上回った。米長期金利が上昇し、日米金利差が拡大するとみた円売り・ドル買いも優勢だった。

円の高値は110円70銭だった。

円は対ユーロで3営業日ぶりに反発し、前日比10銭円高・ユーロ安の1ユーロ=125円00~10銭で取引を終えた。

ユーロは対ドルで反落し、前日比0.0065ドルユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1255~65ドルで終えた。13日発表の12月のユーロ圏の鉱工業生産指数が市場予想以上に低下した。欧州の景気減速懸念が改めて強まり、ユーロ売りを誘った。米長期金利の上昇で欧米金利差が拡大するとみたユーロ売り・ドル買いも出た。

ユーロの安値は1.1260ドル、高値は1.1309ドルだった。