アリババ集団控股有限公司【BABA】の掲示板 2025/10/04〜

中国人民銀行（PBOC）は、暗号資産（仮想通貨）に対する厳格な姿勢を再確認し、暗号資産の投機活動の再燃を警告した。特にステーブルコインを名指しし、これらに関連する違法行為の取り締まりを強化する方針を明らかにした。11月28日に開催された複数の政府機関との調整会合を受け、PBOCは2021年の包括的な禁止措置が引き続き有効であることを強調した。ステーブルコインは、法定通貨と同等の法的地位を持たず、顧客識別やアンチマネーロンダリング（AML）の要件を効果的に満たせないため、マネーロンダリング、詐欺、違法な国境を越えた資金移動などに利用されるリスクがあると指摘。世界的な価格変動やソーシャルメディアの影響により、最近暗号資産の投機が増加しており、これが新たなリスク管理の課題となっていると述べた。PBOCは、公安部や最高人民法院など複数の政府機関と連携し、違法な金融活動とされる暗号資産関連のビジネス活動を厳しく取り締まる方針。今回の発表は、中国本土における暗号資産に対する強い規制姿勢を改めて示すものであり、香港がデジタル資産ハブを目指す動きとは対照的な状況となった。