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タタ・モーターズ【TTM】の掲示板

>>11

印タタ製鉄、純利益5割増 18年10~12月、国内好調

インド鉄鋼大手のタタ製鉄が8日発表した2018年10~12月期連結決算は、純利益が175億ルピー(約270億円)と前年同期比54%増えた。東南アジアなど海外は減益だったが、鉄鋼需要が高まるインド国内が好調で大幅増益を確保した。同社は東南アジア事業の7割を中国企業に売却することを決めており、成長が見込める自国内に経営資源を集中する。

売上高は4143億ルピーと23%増えた。このうち約半分を占めるインド事業は41%増収だった。鉄鋼の生産量は11%増の723万トン、販売は7%増の699万トン。インドでは生産量が34%、販売が18%、それぞれ増えた。18年11月にインドの同業を買収したのも売上高を押し上げた。

世界鉄鋼協会がまとめた18年の世界粗鋼生産量によると、インドは初めて日本を上回り、中国に次ぐ世界2位に浮上した。住宅建設やインフラ整備が活発だ。

タタ製鉄のナレンドラン社長兼最高経営責任者(CEO)は「鉄鋼の国際価格が下落したが、インドの販売増で増益を達成できた」とコメントした。

同社は欧州事業も同業の独ティッセン・クルップと統合することを合意している。

英国による欧州連合(EU)からの「合意なき離脱」の懸念が高まっていることについて同社は「英国事業は(売上高全体の)15%にすぎず大きな影響はない」と述べた。