ここから本文です
投稿一覧に戻る

【GBP】四半期国内総生産の掲示板

 本日のロンドン為替市場のユーロドルは、6月ユーロ圏の小売売上高と7月の独仏ユーロ圏のサービス部門PMI改定値に注目する展開となる。ポンドドルは、7月英サービス部門PMI改定値に注目する展開となる。
 6月ユーロ圏小売売上高の予想は、前月比+1.7%/前年比+4.5%となっており、5月の前月比+4.6%、前年比+9.0%からの低下が見込まれている。新型コロナウイルスのデルタ株の感染拡大を受けた行動規制強化の影響が警戒されつつあることで、ネガティブサプライズに要警戒か。
 ユーロドルは、6日の米7月雇用統計の発表に向けて動きづらい展開の中、NYカットオプション(1.1885ドル、1.1860ドル、1.1855ドル、1.1850ドル)が値動きを抑制する展開が予想される。

 英国と欧州連合(EU)との北アイルランド議定書を巡る論争「ソーセージ戦争」は3カ月の休戦に入っているものの、英政府が、北アイルランドを巡る取り決めに関して、「大幅な見直しが必要だ」として再交渉を要求し、EUは再交渉を拒否しており、EU離脱を巡る混迷が再燃しつつあり、ユーロとポンドの上値を抑える要因となりつつある。

想定レンジ上限
・ユーロドルの上値目処(めど)は、7月30日の高値の1.1909ドル、ユーロ円は一目・転換線の129.87円。ポンドドルは雲の下限の1.3956ドル、ポンド円は転換線の152.31円。

想定レンジ下限
・ユーロドルの下値目処(めど)は、一目・転換線の1.1832ドル、ユーロ円は7月20日の安値の128.60円。ポンドドルは一目・転換線の1.3852ドル、ポンド円は一目・基準線の151.27円。