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【GBP】四半期国内総生産の掲示板

 本日の為替市場の注目は米連邦公開市場委員会(FOMC)とパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の会見ということは変わらないが、いずれも欧州勢が引けた後なこともあり、欧州時間は動きにくいだろう。動く要因を探すとすると、欧州株の値動きを中心としたリスク許容度の動きや、月末絡みのフロー次第になりそうだ。

 昨日は連日大幅続落を繰り返している中国株の動きを嫌気し、欧州株も軟調に推移した。本日は香港株こそは利食いも入り買いが先行しているが、中国株は依然として軟調に推移している。このまま軟調地合いが続く場合は、欧州株安による欧州通貨売りもあるかもしれない。

 月末のフローに関してはすでにこの数日散見され、ポンド買いを促す材料は少ないにもかかわらずポンドが上げ幅を広げている。先月は応当日が月末にあたった6月28日やその翌日29日のロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングは、円買いやポンド買いのフローが優勢だった。一方30日はドル買いのフローが中心となり、事前に予想することが難しく出たところ勝負となるだろう。

 経済指標では独・仏から消費者信頼感指数ほか、複数の経済指標が発表されるが、どの指標もここ最近は市場の反応が限られていることで、本日も経済指標では動意薄になりそうだ。

・想定レンジ上限
 ユーロドルは、日足一目均衡表・基準線1.1864ドル。
 ポンドドルは、12日高値1.3910ドルを超えると日足一目均衡表・雲の下限1.3972ドル。

・想定レンジ下限
 ユーロドルは、7月21日安値1.1752ドル。
 ポンドドルは、26日安値1.3737ドルや日足一目均衡表・転換線の1.3733ドルが支持帯。