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【GBP】四半期国内総生産の掲示板

 本日のロンドン為替市場のユーロドルは、明日の欧州中央銀行(ECB)理事会でのフォワードガイダンス変更への警戒感から軟調推移が予想される。

 フォワードガイダンスは、インフレ目標が2%に引き上げられたことに合わせてハト派的に変更されることが示唆されており、ユーロ圏での新型コロナウイルスのデルタ株の感染拡大とともに、ユーロドルの上値を抑える要因となる。また、1.1800ドルには22日と23日のNYカットオプションが控えており上値を抑制している。

 ポンドドルは、英国での新型コロナウイルスのデルタ株の感染拡大を嫌気して下落基調を辿っている。また、ジョンソン英首相が、新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者に該当するとして自主隔離していること、ジャビド保健相が検査で陽性反応を示したことなども、ポンドドル売りに拍車をかけている。

想定レンジ上限
・ユーロドルの上値目処(めど)は、一目・転換線の1.1819ドル、ユーロ円は一目・転換線の129.85円。ポンドドルは一目・転換線の1.3741ドル、ポンド円は7月8日の安値の150.67円。

想定レンジ下限
・ユーロドルの下値目処(めど)は、3月31日の安値の1.1704ドル、ユーロ円は7月20日の安値の128.60円。ポンドドルは7月20日の安値の1.3572ドル、ポンド円は7月20日の安値の148.47円。