ここから本文です
投稿一覧に戻る

【GBP】四半期国内総生産の掲示板

本日のロンドン為替市場のポンドドルは、英中銀(BOE)の金融安定報告書の公表やベイリーBOE総裁の記者会見に注目する展開となる。

 ベイリーBOE総裁は、パウエルFRB議長やラガルドECB総裁と同様に、「一時的な」インフレ高進に過剰反応すべきではないとして、「金融環境の早過ぎるタイト化によって回復が損なわれることがないよう、一時的に強い成長やインフレ率に過剰反応しないことが重要だ」と主張してきた。本日も同様の見解が予想されるが、欧州中央銀行(ECB)のインフレ目標の2%への引き上げや19日に予定されている英国の都市封鎖(ロックダウン)解除に対する見解に要注目となる。

 ユーロドルは、ラガルドECB総裁が22日の欧州中央銀行(ECB)理事会でフォワードガイダンスの変更を示唆したことから、ECB高官の発言に要注目となる。また、ユーロ圏での新型コロナウイルス変異株の感染拡大状況には、引き続き要警戒か。

想定レンジ上限
・ユーロドルの上値目処(めど)は、一目・雲の下限の1.1985ドル、ユーロ円は一目・雲の下限の131.48円。ポンドドルは一目・基準線の1.3961ドル、ポンド円は日足一目均衡表・雲の上限の154.25円。

想定レンジ下限
・ユーロドルの下値目処(めど)は、7月7日の安値の1.1782ドル、ユーロ円は7月8日の安値の129.63円。ポンドドルは一目・転換線の1.3822ドル、ポンド円は一目・転換線の152.37円。