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【CAD】新規雇用者数の掲示板

◆ダウ平均: 34577.57 -292.06 -0.84%
◆S&P500: 4443.05 -25.68 -0.57%
◆NASDAQ: 15037.76 -67.82 -0.45%

 14日のNY株式相場は下落。米8月消費者物価指数(CPI)が市場予想ほど上昇したなかったことを好感し上昇してスタートしたものの、買いの勢いは続かなかった。ダウ平均は朝方に120ドル高まで上昇したが、292.06ドル安(-0.84%)と反落して終了。マイクロソフト(+0.94%)、セールスフォース・ドットコム(+0.10%)の2銘柄が上昇した一方、ウォルグリーン、キャタピラー、シェブロン、JPモルガン・チェース、3M、ゴールドマン・サックス、ボーイングなど14銘柄が1%超下落し、iPhone13を発表したアップルも0.96%下落した。S&P500も0.57%安と反落し、ナスダック総合は0.45%安と5日続落した。業種別ではS&P500の全11セクターが下落。エネルギー、金融、資本財、素材の景気敏感セクターが1%超下落した。

 寄り前に発表された8月CPIは前月比+0.3%と市場予想の+0.4%や前回の+0.5%を下回り、変動率の大きい食品・エネルギーを除くコアCPIも前月比+0.1%と予想や前回の+0.3%を下回った。ただ、前年比ではコアCPIが+4.0%と高水準が続いた。やや弱いCPIを受けて翌週21-22日のFOMCでは年内のテーパリング(資産購入の段階的縮小)開始が協議されるものの、公表は9月雇用統計を確認後の11月FOMCになるとの見方が強まった。米10年債利回りは前日の1.33%から1.28%に低下。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の19.37ポイントから20.47ポイントまで上昇したが、19.46ポイントで終了した。