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【CAD】新規雇用者数の掲示板

◆ダウ平均:35343.28 -282.12 -0.79%
◆S&P500:4448.08 -31.63 -0.71%
◆NASDAQ:14656.18 -137.58 -0.93%

 17日のNY株式相場は下落。米国の7月小売売上高が予想以上に落ち込んだことや、軟調なホーム・デポの決算も重しとなった。前日まで5日連続で史上最高値を更新したダウ平均は282.12ドル安(-0.79%)と6日ぶりに反落。一時、505ドル安まで下落幅を広げた。S&P500も0.71%安と6日ぶりに反落し、ナスダック総合は0.93%安と2日続落となった。ダウ採用銘柄は、メルク、ユナイテッドヘルスが1%超上昇したものの、弱い既存店売上高が嫌気されたホーム・デポが4%超下落し、ボーイングも約3%下落。キャタピラー、ウォルト・ディズニー、ダウ・インク、3Mなども1%超下落した。S&P500の11セクターはヘルスケアが1.12%高となり、不動産、生活必需品も小幅に上昇一方、一般消費財が2.31%下落し、素材、資本財も1%超下落した。ナスダック総合は半導体株の下落が重しとなった。

 前日の中国経済指標の悪化で世界経済の減速懸念が強まる中、寄り前に発表された米7月小売売上高が前月比-1.1%と市場予想の-0.3%を上回る悪化となったことで景気敏感株を中心に幅広い銘柄が売りに押された。金融政策の見通しを巡っては、パウエルFRB議長の討論会での発言が注目されたが、経済についての慎重な見方が示されたが、金融政策への言及はなかった。センチメントは引き続き悪化。投資家の不安心理を示すVIX指数は17.91ポイントと前日比1.79ポイント上昇。一時、8月3日以来となる19.56ポイントまで上昇した。