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8日の日本株は反落が警戒されている。前日7日の米国株市場でNYダウは、前日比16ドル高で終了した。

米国株市場は材料難のなか、高値警戒や4月中旬以降の決算発表を前にした戻り売り圧力が優勢になった。米バイデン政権による大型経済対策の財源としての企業課税強化案の公表や、根強い金利上昇警戒なども重石になっている。

一方で米FRBによるFOMC会合の議事要旨(3月16、17両日開催)によると、月間の資産購入額を縮小する条件を満たすにはしばらく時間がかかるとの認識を当局者らは示していた。インフレ圧力も一時的との見通しが改めて示され、緩和長期化への安心感が米国株を下支えした。
また、米金融大手JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)が7日に公表した株主向け書簡では、米政府の経済対策や金融緩和、インフラ投資計画の実現などを背景に「米経済の活況は2023年にかけても容易に続く」との認識が示されている。

日本株は米株の伸び悩みや一旦の好材料消化、欧英や日本でもコロナ感染再増加などが重石となる。日本株市場では決算発表が小売を皮切りに4月後半にかけて本格化するため、決算警戒も高値警戒売りや新規投資の手控えを後押しさせそうだ。