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本日のニューヨーク為替市場では、昨日の北米勢不在の中で強まったリスクセンチメントが継続するかが注目される。欧州前半までは、時間外の米長期債利回りは前週末から上昇し、米株先物もプラス圏を維持。米国では、バイデン政権が大規模な追加経済対策を推し進め、新型コロナワクチンの接種も進み、一部では行動制限の緩和もされるなどリスクオンに繋がる材料は依然として目立つ。米政府による財政拡大と米連邦準備理事会(FRB)の超金融緩和策で「ジャブジャブ」となった資金はリスク資産に向かい続け、為替市場ではリスクオンの円売りが意識されたままだろう。
 ただ、欧州株が全般に伸び悩み始めており、クロス円が利食い売りモードに入りつつあることは気がかり。また、東京午後に伝わった「中国は米国防向けのレアアースの輸出制限を視野に入れている」に対する米政権の対応や株式市場の反応にも注目したい。高度な兵器や戦闘機を製造する米国の防衛産業にとってレアアースは必要不可欠な素材とされている。
 
 経済指標は2月米ニューヨーク連銀製造業景気指数(予想:6.0)が発表予定。また、ニューヨーク昼頃からは、ボウマン米連邦準備理事会(FRB)理事を始めとする複数のFRB高官の講演が予定されている。

想定レンジ上限
・ドル円の目先の上値めどは5日高値105.77円だが、上回ると昨年10月7日高値106.11円を目指す展開か。
想定レンジ下限
・ドル円の下値めどは15日安値104.91円付近とし、割り込んだ場合でも日足一目均衡表・基準線104.55円が支持水準として意識される。