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【USD】個人消費支出の掲示板

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  • 2022/01/28 22:45
  • rss

米国商務省経済分析局が発表する、米国の個人所得と個人消費について調査した景気関連の経済指標の事です。
個人支出(個人消費支出)とは、耐久財(自動車・家電製品等)、非耐久財(食品・衣料等)、サービス支出(旅行・外食等)の3つから構成されます。

個人の消費動向を予測することが出来ます。
また、個人支出が多くなると収入も増え雇用も良好であることが多いと言われています。

掲示板のコメントはすべて投稿者の個人的な判断を表すものであり、
当社が投資の勧誘を目的としているものではありません。

  • 2022-01-28 22:32
    指標結果
    【指標】12月米個人消費支出(PCE、前月比)-0.6%、予想 -0.6%ほか

    12月米個人所得(前月比)+0.3%、予想 +0.5%
    12月米PCEデフレーター(前年比)+5.8%、予想 +5.8%
    12月米PCEコアデフレーター(前月比)+0.5%、予想 +0.5%
    12月米PCEコアデフレーター(前年比)+4.9%、予想 +4.8%
    10−12月期米雇用コスト指数(前期比)+1.0%、予想 +1.2%


    ※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。

    12月米個人消費支出(PCE、前月比)〔予想 -0.6%〕 (前回発表値 +0.6%)
    12月米個人所得(前月比)〔予想 +0.5%〕 (前回発表値 +0.4%)
    12月米PCEデフレーター(前年比)〔予想 +5.8%〕 (前回発表値 +5.7%)
    12月米PCEコアデフレーター(前月比)〔予想 +0.5%〕 (前回発表値 +0.5%)
    12月米PCEコアデフレーター(前年比)〔予想 +4.8%〕 (前回発表値 +4.7%)
    10−12月期米雇用コスト指数(前期比)〔予想 +1.2%〕 (前回発表値 +1.3%)

  • 2022-01-28 16:30
    指標結果
    米12月個人支出、予想は前月比-0.6%=22:30予定

    米国の12月個人支出が日本時間22:30に発表される。
    予想は前月比-0.6%、11月は前月比+0.6%。

  • 2022-01-27 14:25
    指標結果
    米10-12月期個人消費、予想は前期比+3.4%=22:30予定

    米国の10-12月期個人消費(速報)が日本時間22:30に発表される。
    予想は前期比+3.4%。

  • 2021-12-31 20:43
    見通し
    NY為替見通し=取引最終日で動意薄予想、フィキシングの動きには要警戒

     本日のNY市場は、米債券市場が短縮取引となり、主だった経済指標の発表もないことで動意づくのは難しいだろう。その中で唯一市場が賑わうと思われるのが、ロンドン16時(日本時間1時)のロンドン・フィキシングになりそうだ。

     昨年の年末のドル円は、フィキシング30分前にはドル売り・円買いが進み日通し安値に並んだ。しかしながら、フィキシングに向けてはドル買いが進み一転反転し、安値から40銭弱上昇した。今週に入り、フィキシング絡みでは神経質に動いていることで、市場参加者が少ない状況下で激しく振幅するリスクには警戒しておきたい。

     なお、昨日行われた米露首脳会談は決定事項等が何もなかったことで、今後の注目は来年1月12日に行われる可能性が高い、北大西洋条約機構(NATO)とロシアとの協議になる。協議を前に当面のウクライナ情勢は平行線のままと思われ、ウクライナ・リスクは小休止か。なお、年初3日にはトルコから消費者物価指数(CPI)が発表されることで、年初からのトルコリラの動きには要警戒となりそうだ。


    ・想定レンジ上限
     ドル円の上値めどは、11月24日高値で年初来高値でもある115.52円、超えると2017年1月以来の116円台が意識される。

    ・想定レンジ下限
     ドル円の下値めどは、昨日安値114.94円を目先のサポートとし、割り込むと日足一目均衡表・転換線114.39円。

  • 利害関係で繋がるWHO 世界権力 大手マスコミが政治的に起こしたインチキコロナ詐欺
    国内 インフル→病人が二千万 コロナ→必死に検査し40万 平均死亡80歳 子供0人 これで学校休校  コロナPCR論文がインチキでノーベル賞含む世界の科学者から撤回が求められ、コロナは政治的詐欺だと世界医師連盟12万、ドイツ調査団1万人が告発告訴している  PCR検査はウイルスの1/300の遺伝子の断片しか見れずインフル風邪肺炎に引っ掛かり今年は激減 水、ヤギ、パパイヤでも陽性がでてる 目的→中小企業だけ潰れ大手救済 今回の過去動物実験で全員死亡した遺伝子組み換えワクチンによる人口削減  国連で適正化20憶とし人口削減する文書はいくつか存在する  マスクは洗脳装置で発症した人の咳エチケット、予防効果は確認されてませんとコロナ対策委員会、厚生省HP記載 地球温暖化も1度しか上がっておらず政治的に起こされている 
    https://japan-aimed-at1.webnode.jp/

  • 2021-12-30 19:42
    見通し
    NY為替見通し=ドル円 115円半ばの年初来高値を巡る攻防か

     本日のニューヨーク為替市場でドル円は、下値堅いまま115円半ばの年初来高値を巡る攻防となるか。日米の金融政策の差異や株式市場の強弱、本邦貿易赤字などがジワリと効いてきそうだ。

     米連邦準備理事会(FRB)が2022年前半から利上げサイクルに入るのは既定路線。市場の注目は、来年末まで米連邦公開市場委員会(FOMC)が何回25ベーシスポイント引き上げを決定するかだろう。一方、日銀は超量的緩和からまだ暫く抜け出せそうにない。

     本日で年内の取引を終えた日経平均は、年間では4.9%高。また日銀のETFの買い入れルール変更の影響もあり、TOPIXが10.4%高となった。一方、昨日の引け時点でダウ平均は年初来19%超高/ナスダック総合が22%超高と、日本株のパフォーマンスを大きく上回っている。

     今月半ばに財務省が発表した本邦11月貿易統計(通関ベース、季節調整前)は9548億円の赤字と4カ月連続の赤字を記録した。対米では貿易黒字ではあるが、単純に資金の流れとしては円売り優勢が想定される。

     上記はいずれも昨日今日の話ではないが、ドル買いや円売りに繋がる要因であり、年末に年初来高値を狙える位置にいるドル円を支えたことは確かだろう。

     なお、東京やロンドン為替見通しで既にふれているが、本日NY午後に米露首脳が電話で会談する予定。プーチン露大統領から電話協議を要請したとあり、来年初の安全保障関連の協議に向けて主導権を握ろうとする思惑が露側にはありそうだ。ただ今回は議題が多岐に渡ると報じられているため、首脳間で問題を共有しただけで終わる可能性もある。

    想定レンジ上限
    ・ドル円は11月24日高値(年初来高値)115.52円を上値めどとし、超えると2017年1月以来の116円台が意識される。

    想定レンジ下限
    ・ドル円は昨日安値114.67円が目先の下値めど。その下は日足一目均衡表・転換線114.27円付近が支持水準。

  • 2021-12-29 19:43
    見通し
    NY為替見通し=ドル円 地合い強いまま、欧州通貨も含めフィキシングには注意

     本日のニューヨーク為替市場でもドル円は、米金利先高観を支えに地合いの強さが継続しそうだ。ただ、115.00円に本日NYカット(日本時間24時)オプションの設定が観測されているため、暫くは同水準を中心とした値動きが続くのではないか。

     また月末・四半期末・年末を控えており、欧州通貨も含め、ロンドンフィキシング(日本時間1時)に絡んだフローには注意したい。フィキシングで新たなトレンド形成というよりも、上下に大きく振らされる可能性のほうが高いかもしれない。

     気になるのは、スイスフラン買い・ユーロ売りという、欧州通貨どうしではリスク回避の動きが進んでいること。ウクライナを巡る西側諸国とロシアの対立は、来年1月前半に予定されている協議が終わるまでは小康状態と見込んでいたが、市場の警戒感は緩んでいないようだ。
     年末で流動性が薄いなか、ユーロ/スイスフランが2015年以来のユーロ安フラン高水準を更新し続けるようだと、他の通貨も、対ユーロで強含みや対フランでは弱含むなどの影響がでてきそうだ。

    想定レンジ上限
    ・ドル円は11月24日高値で年初来高値でもある115.52円、ユーロ/スイスフランは今月22日高値1.0435フラン。

    想定レンジ下限
    ・ドル円は24日高値114.51円、ユーロ/スイスフランは2015年5月安値1.0281フラン。

  • 2021-12-28 19:38
    見通し
    NY為替見通し=ドル円 底堅さ継続か、良好なリスクセンチメントなどが支え

     本日のニューヨーク為替市場でドル円は、良好なリスクセンチメントや米金利先高観を背景に底堅い展開が継続されるか。

     東京時間に届かなかったドル円の115.00円は、11月に超えてはいるものの、今回も節目として意識されているもよう。NY時間も伸び悩む可能性はあるが、昨日の米株から判断する限りでは年末株高のアノマリーは依然として有効なようであり、そうなるとドル円の下値も限定されるだろう。

     来年5月の米利上げが現実味を帯びてくるなか、米2年債利回りは時間外で20年3月以来の0.75%まで上昇し、金利面でもドル買いに繋がる要因は目立つ。ただ本日予定されている米5年債入札の結果次第では、金利上昇が一服する可能性もあり、そのあたりは注意しておきたい。

     原油相場の上昇も、石油を輸入に依存している日本からのドル需要増に繋がる。NY原油先物は先週初から大幅に上げているため調整が入ってもおかしくはないが、オミクロン株による経済停滞懸念が後退するなかで下押しも限定的か。
     なお中東では、ミサイル開発を巡るサウジとイランの対立懸念が一部で高まっているようだ。(可能性は今のところ低いが)もし有事となれば原油暴騰が想定され、こちらもドル買い・円売りを促しそうだ。

     その他、ウクライナを巡る情勢だが、安全保障に関する米露協議が来年1月10日、同月12日には北大西洋条約機構(NATO)と露の話し合いが行われるもよう。年末年始にかけては、東欧の地政学リスクへの警戒感は後退するのではないか。

    想定レンジ上限
    ・ドル円は11月26日高値115.37円から同月24日高値(年初来高値)115.52円が抵抗帯。

    想定レンジ下限
    ・ドル円は24日安値114.30円から日足一目均衡表・雲の上限114.18円が支持帯。

  • NYタイムは、中国不動産デベロッパー大手・恒大集団の債務問題を警戒した昨日のリスク回避の流れに一巡感が生じていることから、本日から始まる米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が発表となる明日を待つ様子見ムードが強まるか。

     今夜は、序盤に8月米住宅着工・建設許可件数の発表が予定されている。昨日発表のNAHB住宅市場指数より注目度は高く、米経済に関する広い範囲の動向を反映する数値。だが、FOMC控える市場のトレンドを大きく左右する展開につながりにくいだろう。

     米金利の動きがドル相場の振れを誘う可能性があるため、米20年債入札後の動向には留意したい。同入札を無難にこなせば市場の動意は落ち着くとみるが、中国の動向に揺さぶられやすいオセアニアの市場が動き始めるにつれて、中国恒大集団に関する材料などによる豪ドルほかクロス円の動きが、ドル円の不安定な推移を誘う展開には注意が必要か。


    ・想定レンジ上限
     ドル円の上値めどは、日足一目均衡表・雲の上限110.19円。

    ・想定レンジ下限
     ドル円の下値めどは、8月4日安値108.72円。

  •  本日のニューヨーク為替市場では、まずは序盤のラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁の講演内容や米経済指標の結果を踏まえた米金利動向が注目される。その後は、昨日同様に株式相場を眺めながら市場のリスクセンチメントを見極める展開か。

     ユーロドルは欧州序盤から1.18ドルを割り込み下値を広げた。日本時間21時からの講演で、ラガルドECB総裁がハト派に寄った発言をするのではないかという警戒感も重しとなっているような値動き。先行きの金融政策について先週の定例記者会見で話した内容から逸脱することはないだろうが、量的緩和の縮小ペースについてより慎重な姿勢を見せる可能性は残る。

     米経済指標は、8月米小売売上高や9月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数、前週分の米新規失業保険申請件数が発表予定。昨日の9月米NY連銀製造業景気指数が大きく上振れたことで、フィラデルフィア連銀の指数への期待も高まっていそうだ。

     3日の8月米雇用統計を受け、米連邦公開市場委員会(FOMC)による早期テーパリング観測が後退との一部見方はある。ただ、昨日のように足もとの景気回復を示す市場もみられ、また週間の失業保険に関する数値も改善傾向だ。

     アジア時間では中国の不動産リスクが高まったことでリスク回避に傾いたが、ドル円は昨日安値を攻めるような勢いはでず。ユーロ円などが弱いため反発力もそれほど強まってはいないが、米指標の結果次第では日足一目均衡表・雲の下限や基準線が位置する109円後半までの戻りがあっても良さそうだ。

    想定レンジ上限
    ・ドル円は日足一目・基準線109.83円、ユーロドルは本日高値1.1821ドルが目先の上値めど。

    想定レンジ下限
    ・ドル円は8月4日安値108.72円、ユーロドルは8月25日安値1.1726ドルが下値めど。

  • NYタイムは、昨日に注目の米消費者物価指数(CPI)が予想を下回った後を受け、同じくインフレ指標の一端である米輸入物価指数や、通常なら米景況の先行指標として市場の目を引くニューヨーク連銀製造業景気指数の発表が序盤に控えている。しかし、本日は中国不動産大手デベロッパーのデフォルト観測によるリスク回避がドル円の上値を重くしている。リスク回避により米金利の戻りが鈍いことも、ドル相場のさえない推移につながっている。

     やはり米産業の先行指標として注目度が高い米鉱工業生産指数の発表もあるが、強い方向への反応は鈍く、弱い結果を受けたリスク回避的な反応のみ大きくなりやすいかもしれない。中国に関する懸念が、中国と共に世界経済のけん引役である米国の景気不安にもつながるようであれば、昨日の米CPIの落ち着きを受けても失速した米株が弱い動きとなり、リスク回避の流れが続くことになる。

     仮に、本日の経済指標が予想を上回ってもリスクセンチメントの改善につながりにくく、ドル円も昨日の弱いCPIや米株安を受けて以降のさえない流れを巻き戻しづらいだろう。米経済指標が揺り戻しにつながるとしても、明日16日の8月米小売売上高や、17日の9月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値)など、米経済のすそ野の広い内容を示す数字が改善を示してからとみる。


    ・想定レンジ上限
     ドル円の上値めどは、現在109.86円に位置している日足一目均衡表・転換線。

    ・想定レンジ下限
     ドル円の下値めどは、8月4日安値108.72円。

  •  本日のニューヨーク為替市場では、まずは8月米消費者物価指数(CPI)で足もとのインフレ動向を確認し、結果を受けた米長期金利の動きにドルは付いていくことになりそうだ。その他、時間外で上値を伸ばした原油相場の値動きも注視する必要があるか。

     日本時間21時30分に発表される8月米CPI総合の前年比予想は+5.3%、同コア指数の前年比予想は+4.2%と、それぞれ前月から0.1%ほどの伸び鈍化が見込まれている。ただ、先週発表された8月米卸売物価指数(PPI)が高水準を記録したことで、一部ではCPI上振れへの警戒感もくすぶっているようだ。

     なおニューヨーク連銀が昨日公表した8月の消費者調査によれば、期待インフレ率(中央値)は1年先で5.2%、3年先では4.0%という結果だった。これらは13年に統計開始以来の最高水準であり、人々の将来のインフレ期待は引き続きかなり高いことが分かる。

     時間外のNY原油先物は一時71ドル前半まで上昇した。ハリケーン「アイダ」による被害で米南部の石油生産回復が大きく遅れているところに、ハリケーン「ニコラス」がテキサス州沿岸に上陸。原油供給のひっ迫懸念が更に高まっていることが、エネルギー相場を押し上げているようだ。

     今後も「ニコラス」次第で原油相場も荒れた値動きが予想される。産油国通貨でもあるカナダドルの動きは欧州時間では鈍いが、北米勢が本格参入後は動意付くのではないか。

    想定レンジ上限
    ・ドル円は8日高値110.45円。ドル/カナダドル(CAD)は日足一目均衡表・基準線12720CAD。

    想定レンジ下限
    ・ドル円は3日安値109.59円。ドル/カナダドルは10日安値1.2583AD。

  •  週明けのニューヨーク為替市場は、米民主党が検討に入ったと報じられている増税案に対する株や債券市場の反応を見極めながらの取引か。

     10月から始まる米国の新会計年度を控え、米議会は予算関連法案の作成を急いでいる。複数の報道によれば、民主党案は、連邦法人税が現行21%から26.5%、多国籍企業の海外収益に課す最低税率は10.5%から16.5%に引き上げを目指しているもよう。ただ、どちらもバイデン米政権が当初考えていた引き上げ幅(法人税は28%、海外収益に対しては21%)より低く抑えられている。

     また民主党は、個人富裕層や株式などのキャピタルゲインに対しても最高税率の引き上げを検討するもよう。共和党は以前から増税に反対姿勢であり、与野党の議会勢力がほぼ同等に近い中で落としどころはまだ見えない。ただ、もし民主党が歩み寄るようなことがあれば(その可能性はまだ低いが)、混乱回避への期待感でリスク志向ムードが強まるかもしれない。

     ところで先週末に商品先物取引委員会(CFTC)が発表した通貨先物のポジション状況では、豪ドルの7万枚超ショートが目立った。米株先物指数を見る限りでは5日続落したダウ平均の堅調スタートが見込まれ、その後も上げ幅拡大ともなれば、リスクに敏感な豪ドルの買い戻しが進む可能性もあるか。

    想定レンジ上限
    ・ドル円は8日高値110.45円。豪ドル/ドルは日足一目均衡表・雲の下限0.7408ドル。

    想定レンジ下限
    ・ドル円は3日安値109.59円。豪ドル/ドルは1日安値0.7308ドル。

  •  本日のNY為替市場のドル円は、8月米卸売物価指数を見極めつつ、メスター米クリーブランド連銀総裁の講演に注目する展開が予想される。

     米国8月卸売物価指数(PPI)は前月比+0.6%、前年比+8.2%と予想されており、2010年以来の高水準を記録した7月の前年比+7.8%を上回ると見込まれている。予想通りに上昇していた場合は、来週発表される8月の消費者物価指数次第で、21-22日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での年内のテーパリング(量的緩和の縮小)開始が協議される可能性が高まることになる。
     また、メスター米クリーブランド連銀総裁は2022年の利上げを主張してきたタカ派の急先鋒だったが、8月30日に、「米経済が力強く回復しているのは事実だが、最近のインフレ指標が連邦準備理事会(FRB)の物価安定目標を十分に満たしているとは確信できない」とハト派的な見解を述べていることで、本日の講演に要注目となる。
     8日には、カプラン米ダラス連銀総裁が「現在のデータは9月のテーパリング(段階的縮小)発表と10月の開始が適切であることを示唆している」と述べ、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁は「国内経済の改善が続いた場合、FRBは年内にテーパリング(量的緩和の縮小)を開始することが適切になり得る」と述べており、今月のFOMCでテーパリング開始が協議される可能性は払拭されていない。
     
    ・想定レンジ上限
     ドル円の上値の目処(めど)は、一目・雲の上限の110.19円。

    ・想定レンジ下限
     ドル円の下値の目処(めど)は、8月16日の安値の109.11円。

  • 本日のNY為替市場のドル円は、米新規失業保険申請件数や失業保険継続受給者数を見極めつつ、複数の米連邦準備理事会(FRB)高官達の発言で21-22日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での年内テーパリング(資産購入の段階的縮小)開始の可能性を探る展開が予想される。

     米国9月の雇用統計の調査対象週は9月12日週なので、本日発表される米新規失業保険申請件数(9月4日週)や失業保険継続受給者数(8月28日週)の数字は反映されない。しかし、最新の労働市場の状況が確認できることで、新型コロナウイルスのデルタ株の感染拡大や人手不足の影響を見極めることになる。

     8日に、カプラン米ダラス連銀総裁は「現在のデータは9月のテーパリング(段階的縮小)発表と10月の開始が適切であることを示唆している」と述べ、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁は「国内経済の改善が続いた場合、FRBは年内にテーパリング(量的緩和の縮小)を開始することが適切になり得る」と述べた。本日は、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁、エバンズ米シカゴ連銀総裁、ボウマン米連邦準備理事会(FRB)理事、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁の発言が予定されており、要注目か。
     
    ・想定レンジ上限
     ドル円の上値の目処(めど)は、8月11日の高値の110.80円。

    ・想定レンジ下限
     ドル円の下値の目処(めど)は、9月3日の安値の109.59円。

  •  ドル円は欧州タイムに入って小反落した。前日からの流れを引き継ぎ、110.45円まで8月13日以来の高値を更新したが、米長期金利の低下やダウ先物の下落を背景としたクロス円の下げが重しとなり、110.14円まで失速した。

     ドル円はこれといった主な手がかりが乏しい中、本日も基本的には米長期金利や株価の動向を眺めながらの動きが続くと見込まれ、米10年債入札の結果を受けた米長期金利の動きに注目。足もとでは金融政策がテーマとなっており、今週末から21-22日の米連邦公開市場委員会(FOMC)に向けてブラックアウト期間に入ることで、今夜に予定されているウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁の講演内容にも注目度が高い。米地区連銀経済報告(ベージュブック)の公表も予定されているが、ドル円の動意につながる可能性は低いか。

    ・想定レンジ上限
     ドル円は本日これまでの高値110.45円や8月12日の高値110.55円が上値めど。

    ・想定レンジ下限
     ドル円は日足一目均衡表・雲の上限110.11円や同雲の下限109.92円が下値めど。

  •  本日のNY為替市場のドル円は、重要な経済指標の発表や要人発言の予定がないことで動意に乏しい展開が予想される中、3年債入札に注目する展開が予想される。

     米国8の非農業部門雇用者数が前月比+25.3万人に留まり、米連邦準備理事会(FRB)の雇用最大化の目安である「広範囲で包摂的な目標(broad-based and inclusive goal)」に届かなかったことで、21-22日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での年内テーパリング(資産購入の段階的縮小)開始が協議される可能性が低下している。
     本日は3年債、明日は10年債、明後日は30年債の入札が予定されており、年内テーパリング開始観測の後退、過去最大規模の財政赤字と連邦債務上限引き上げの難航が警戒される中での債券投資家の投資行動に注目することになる。
     また、新型コロナウイルスのデルタ株の感染拡大の状況、アフガニスタンやサウジアラビアなどでのテロへの警戒、バイデン米政権のインフラ投資法案や連邦債務上限の引き上げに関するヘッドラインなどには、引き続き要警戒となる。
     
     
    ・想定レンジ上限
     ドル円の上値の目処(めど)は、一目・雲の上限の110.11円。

    ・想定レンジ下限
     ドル円の下値の目処(めど)は、9月3日の安値の109.59円。

  • 本日のNY為替市場のドル円は、米国とカナダがレーバーデー休場のため動意に乏しい展開が予想される。

     米国8月の非農業部門雇用者数が前月比+23.5万人に留まり、米連邦準備理事会(FRB)の雇用最大化の目安である「広範囲で包摂的な目標(broad-based and inclusive goal)」に届かなかったことで、21-22日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での年内テーパリング(資産購入の段階的縮小)開始が決定される可能性が低下しており、ドル円の上値は限定的となっている。
     本日は、閑散取引の中で、新型コロナウイルスのデルタ株の感染拡大の状況、中東地域での地政学リスク関連の報道、バイデン米政権のインフラ投資法案や連邦債務上限の引き上げに関するヘッドラインなどに要警戒となる。

     ユーロドルは、9日の欧州中央銀行(ECB)理事会での資産購入額の減額協議への思惑から1.18ドル台後半で推移しているものの、ユーロ圏での新型コロナウイルスのデルタ株の感染拡大への警戒感が上値を抑えている。
     
    ・想定レンジ上限
     ドル円の上値の目処(めど)は、一目・雲の上限の110.13円。

    ・想定レンジ下限
     ドル円の下値の目処(めど)は、9月3日の安値の109.59円。

  •  昨日の値動きを見ても、為替市場は米金利次第となっているが、本日も同様な動きになりそうだ。その一方で月末ということもあり、特殊玉の動きで相場が急に上下する可能性があることには警戒しておきたい。

     米経済指標では、複数の住宅価格指数や8月のシカゴ購買部協会景気指数や消費者信頼感指数が発表される。7月のシカゴ購買部協会景気指数は73.4と予想の64.6を大きく上回ったが、相場の反応は限定的だった。本日も動意薄になるとの声もあるが、先月と比較すると米金利の動きが過敏になっていることもあり、指標結果と予想の間で大きなかい離があった場合は、金利の上下で通常よりも為替市場が大きく振れる可能性もあるだろう。

     米国以外ではカナダから4−6月期のGDPが発表されるが動きは限られるか。1−3月期のGDPは市場予想を大幅に下回る結果となったものの、原油価格が高騰をしていたこともありカナダドルの反応は限られたものだった。カナダの7月のCPIは市場予想を上回ったが、カナダ中銀(BOC)が景気を判断する際に最も重視するCPIコモンは+1.7%と市場予想をやや下回っていることもあり、政策金利の変更等も予想されていないことで、今回もカナダドルが大きく動くのは難しいか。

     なお、本日は月末ということもあり、ロンドン16時(日本時間24時)のロンドンフィキシングの動きには要警戒となる。大きく動くのは通常はユーロポンドを中心とした欧州通貨にはなるが、先月のフィキシングは円買いが優勢となった。必ずしも同じサイドになるわけではないが、今月もそれなりの大きめのフローが予測されることで、フィキシング時の値動きには注意しておきたい。


    ・想定レンジ上限
     ドル円の上値めどは、27日高値110.27円。その上は11日高値110.80円。

    ・想定レンジ下限
     ドル円の下値めどは、25日安値109.61円。その下は16日安値109.11円。

  •  先週末のパウエルFRB議長のジャクソンホールでの講演以後は、米金利が低下していることで、ドルの上値が重い展開が続いている。先週、FRB議長は「年内の債券購入の縮小(テーパリング)を開始」を示唆したにもかかわらず、テーパリングの開始=利上げ開始のシグナルではないと述べたことで米金利は低下した。しかし、米金利が低下したとはいえ、10年債利回りも今月25日の水準に戻した程度で、この流れが継続されるのかを見極める必要がありそうだ。特に今週は週末に米雇用統計が発表されることもあり、雇用改善傾向が確認されれば早期のテーパリングの期待が高まり、米金利の低下が一時的に終わるかもしれない。

     本日の米経済指標は、7月の住宅販売保留指数以外の発表予定がなく、指標で市場が動意づくのは難しいだろう。市場が動意づく要因としては、撤退期限が明日に迫ったアフガニスタン情勢やその影響を受ける米議会などの動向となるか。バイデン政権は、テロ行為に対して報復を行っているが、週末の爆撃では複数の一般アフガニスタン市民が犠牲になっている。バイデン米大統領の支持率が急降下をするなど、今後の経済政策の採決などにも影響を与えるかもしれない。

     また、本日は英国市場がサマーバンクホリデーで休場ではあるものの、月末が近づいていることでロンドンフィックスの動きにも警戒したい。英国が休場だった5月末に決定されたロンドンフィックスは、市場参加者が少なかったこともあり振幅が激しくなった。本日もポンドやユーロをはじめとした欧州通貨がロンドンフィックス(日本時間24時)にかけて神経質な動きをみせそうだ。


    ・想定レンジ上限
     ドル円の上値めどは、13日高値110.46円。その上は11日高値110.80円。

    ・想定レンジ下限
     ドル円の下値めどは、25日安値109.61円。その下は16日安値109.11円。

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