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 週明けのニューヨーク為替市場は、米国がプレジデンツデー、カナダはファミリーデーで祝日ではあるものの、欧州勢が残るロンドンフィキシング(日本時間1時)頃まではリスクオン地合いを受けた動きが継続されるか。

 日本ではやっと米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンが正式承認されたが、世界では既に欧米を中心にワクチン接種は着実に進んでいる。主要国のなかでは英国が人口比で一番高い接種率であり、米国がそれに続く。一時は供給不足が問題となった欧州でも、ワクチン接種は徐々に進んでいるようだ。ゲームチェンジャーとされるワクチンの有効性も治験に沿った高い結果が見込まれている。
 欧米諸国はコロナ収束後を見据えて行動制限の緩和を探り始め、米ニューヨーク市はレストランの屋内での飲食を12日から再開した。経済正常化への期待感の高まりが、リスクオン地合いを支えそうだ。

 米国では、バイデン新政権と与党・民主党が大規模な追加コロナ支援策を推し進めている。くわえてイエレン米財務長官は先日のG7財務相・中央銀行総裁会議で、「大胆な財政出動に踏み切るのは今」と他国にも追加策を促した。世界的な金融緩和と財政拡大で、「ジャブジャブ」となった資金はリスク資産に向かい続けるなか、(一方向に一気に傾くことは難しいかもしれないが)為替市場ではリスクオンの円売りが意識された動きは続きそうだ。
 
想定レンジ上限
・ドル円の上値めどは5日高値105.77円。引け水準では200日移動平均線105.52円が意識される。
想定レンジ下限
・ドル円の下値めどは12日安値104.74円付近。下回った場合は、10日安値104.41円が支持水準。