ここから本文です
投稿一覧に戻る

【USD】個人消費支出の掲示板

NYタイムは、中国不動産デベロッパー大手・恒大集団の債務問題を警戒した昨日のリスク回避の流れに一巡感が生じていることから、本日から始まる米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が発表となる明日を待つ様子見ムードが強まるか。

 今夜は、序盤に8月米住宅着工・建設許可件数の発表が予定されている。昨日発表のNAHB住宅市場指数より注目度は高く、米経済に関する広い範囲の動向を反映する数値。だが、FOMC控える市場のトレンドを大きく左右する展開につながりにくいだろう。

 米金利の動きがドル相場の振れを誘う可能性があるため、米20年債入札後の動向には留意したい。同入札を無難にこなせば市場の動意は落ち着くとみるが、中国の動向に揺さぶられやすいオセアニアの市場が動き始めるにつれて、中国恒大集団に関する材料などによる豪ドルほかクロス円の動きが、ドル円の不安定な推移を誘う展開には注意が必要か。


・想定レンジ上限
 ドル円の上値めどは、日足一目均衡表・雲の上限110.19円。

・想定レンジ下限
 ドル円の下値めどは、8月4日安値108.72円。