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株式投資 新ノートの掲示板

>>71

本日、8月19日(月)

https://finance.yahoo.co.jp/cm/message/1004755/3ze7/175/456

<4755>楽天

楽天、映画で経済圏底上げ、通販・旅行と相乗効果
◆2019/08/19(月) 日経産業新聞 5面

楽天が映画事業に本格参入する。ハリウッド映画の制作会社と配給会社を設立。「楽天市場」や「楽天トラベル」など既存事業との相乗効果を引き出す。制作から配給、コンテンツの二次利用までを一貫して手掛け、国内外で楽天ブランドの認知度を高める。
 
楽天は米映画会社「The H Collective」と組み、両社が50%ずつ出資する映画制作会社「Rakuten H Collective Studio」を設立する。5月に、日本の映画館で配給する会社「Rakuten Distribution」も設けた。
 
「独自のIPを持つことは、楽天の経済圏への波及効果が大きい」。有馬誠副社長は映画事業の意義を語る。映画コンテンツを関連グッズや漫画、ゲームなどに二次利用できれば、楽天市場との相乗効果は大きい。楽天トラベルは映画のロケ地巡りツアーを企画する考えだ。
 
スマートフォンで動画を見る人が増えるなか、先行・独占配信などで動画サービス「Rakuten TV」の競争力を高める。10月に参入する携帯キャリア事業や、2020年に本格的に始まる次世代通信規格「5G」関連サービスでの展開も狙う。
 
広告分野での活用も見込む。広告事業の売上高を21年に18年比倍増の2千億円に引き上げる目標の達成につなげる。
 
有馬副社長は「制作した映画はグローバルに配給する」と、海外での楽天ブランド浸透にも生かす考えだ。Hコレクティブは5月に全米で公開されたホラー映画「Brightburn」など、注目度の高い作品を制作している。同社は映画市場の成長が続く中国での配給にも強い。
 
映画の本格参入でブランドが露出する機会を世界で増やし、18年12月期に2割だった海外売上高比率を高める。
 
楽天の映画戦略の背景にあるのはスポーツビジネスの成功だ。スペインの名門サッカーチーム「FCバルセロナ」とパートナー契約を17年に締結。楽天のブランド認知に一定の成果を上げている。

8/19(月)1,017 前日比+6(+0.59%)

  • >>94

    本日、8月20日(火)

    <4755>楽天

    楽天ウォレット、仮想通貨の現物取引開始。
    ◆2019/08/20(火) 日本経済新聞 朝刊 7面

    楽天の子会社で仮想通貨交換業を手がける楽天ウォレットは19日、仮想通貨の現物取引を開始したと発表した。

    「ビットコイン」「イーサリアム」「ビットコインキャッシュ」の3種類の仮想通貨を扱い、スマートフォンから24時間、取引ができる。
     
    顧客の仮想通貨はすべてインターネットとつながっていない「コールドウォレット」で管理することで安全性を確保する。
     
    19日から米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」向けのアプリの配信を始めた。iPhoneの「iOS」向けは9月上旬の配信を予定している。

    ホテルに格安の波、楽天、東南アジア社に出資。
    ◆2019/08/20(火) 日本経済新聞 朝刊 13面

    楽天は19日、東南アジアで格安ホテルを運営するレッドドアーズ(シンガポール)に出資した。

    楽天傘下の楽天キャピタルが、投資ファンドのアジア・パートナーズ(シンガポール)などと共同で出資した。出資額は合計で7千万ドル(約75億円)。出資比率は明らかにしていない。
     
    レッドドアーズは2015年に創業した。インドネシアなど東南アジアの80都市で約1400の物件を管理している。スマートフォンのアプリを通じて予約することができ、日本円で数百円程度と安価に宿泊できるのが特徴だ。
     
    低価格でも利益を確保できる背景には、需給に応じた値付けがある。人工知能(AI)を活用して宿泊需要を予測し、需給に応じて料金を変動させることで客室稼働率を高める。料金設定や予約管理、決済などは自動化して運営コストを抑えている。
     
    設備投資が少ないのも特徴だ。既存のホテルをフランチャイズ化することなどで自前の資金を使わずに規模を拡大。どのホテルに加盟してもらうかにもビッグデータに基づく需要予測を活用している。
      
    楽天がレッドドアーズに出資した目的は純投資にとどまらず、こういったノウハウを取り込む狙いもありそうだ。

    8/20(火)1,025 前日比+8(+0.79%)