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株式投資 新ノートの掲示板

株式譲渡に関する税金についてまとめた。

◆譲渡益税 徴収・還付についてのメカニズム

上段にあるには、前回までの取引について
・(A)年間損益額
・(B)所得税徴収額
・(C)地方税徴収額

中段にあるのは、今回の取引後について
・(D)当日の損益額
・(E)年間損益額 
(A)+(D)
・(F)所得税徴収額
(D)がマイナスなら、税金無 ゼロ
(D)がプラスなら、(E)*15.315%
・(G)地方税徴収額
(D)がマイナスなら、税金無 ゼロ
(D)がプラスなら、(E)*5.0%

次に税金を徴収するか、還付されかを決定する。
所得税については、次の計算
今回の取引後の所得税徴収(F)から、前回までの取引の年間所得税徴収額(B)を引き算する。
(I)=(F)-(B)
この値(I)がマイナスとなれば、還付される。
この値(I)がプラスとなれば、徴収される。

地方税についても同様となる。
今回の取引後の地方税徴収(G)から、前回までの取引の年間地方税徴収額(C)を引き算する。
(J)=(G)-(C)
この値(J)がマイナスとなれば、還付される。
この値が(J)プラスとなれば、徴収される。

最終的に還付・徴収される金額は、
(I)+(J) となる。

年間損益額が、マイナスの場合、例えば、-2万円の場合、
利益が2万円あったとしても、所得税と地方税はゼロとなり、税金は取られない。

年間損益額は、-4万円(A)
売却時の利益10万円(D)
(E) =(A)+(D)=6万円

10万円の利益だが、取引後の年間損益額が6万円となる。
(E)*0.15315%  所得税
(E)*0.5%    地方税 が徴収される。