株式投資 新ノートの掲示板
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>>281
本日、10月31日(木)
<6367>ダイキン
前回の投稿は、10/09(水)14,050円、
今日の終値は、10/31(木)15,230円、
+8.4%の上昇率。
◆2019/10/31(木) 日本経済新聞 朝刊 20面
ダイキン、営業益5%増、4~9月上振れ、中国・インドで好調
ダイキン工業の2019年4~9月期は、連結営業利益が前年同期比5%増の1680億円前後になったようだ。
従来予想の1640億円を上回り同期間として7年連続で最高。
中国やインドなど海外がけん引。
稼ぎ頭の中国は内陸部で販売網を拡充し、採算のよい高級機種の販売が伸長。
ただ、中国は競争が激しくなっており、サービス向上などで他社との違いを打ち出す。
売上高は4%増の約1兆3500億円となったようだ。想定と比べユーロや人民元に対して円高となり、従来予想(1兆3900億円)には届かないが、同期間としては過去最高。
円高を補ったのが営業利益全体の3割を稼ぐ中国の空調事業だ。
売上高は現地通貨ベースで3%程度増えたとみられる。ダイキンは高級住宅で使うオーダーメイド型の高級品に強い。店舗も高級感を前面に出すなど特徴を持たせた。沿岸部と比べて需要が強い重慶や成都など内陸部の売り上げは2桁の増加になった。
個人消費が低迷するインドでも現地通貨ベースで2桁の増収になったようだ。気温50度でも使えるエアコンや冷房の専用機種など現地のニーズにあった製品を用意して地方都市に販路を拡大。
インドは自動車など耐久消費財の販売が落ち込んでいるが、エアコンは好調を維持。
欧州は熱波でエアコン市場が拡大した。日本も高級機種の販売が増えて増収を確保したようだ。化学事業は半導体市場の減速で苦戦。
今後の課題は中国市場の競争力維持だ。米中貿易摩擦による景気減速や上海など沿岸部での不動産投資規制の影響で「中国企業が得意な低価格のエアコンは約4000万台と高水準の流通在庫がある」(空調業界関係者)。現地勢も高級機種にシフトしつつありダイキンとの競争が激しくなりそうだ。
ダイキンは省エネ性能など機能面の特徴を訴える。
決算発表は11月6日を予定。
10/31(木)15,230 前日比+45(+0.30%)
dua***** 2019年10月9日 19:31
>>170
本日、10月9日(水)
<6367>ダイキン
◆2019/10/09(水) 日経産業新聞 8面
ダイキン、中位機種に「潤う」技術、家庭用エアコンで首位狙う
ダイキンが家庭用ルームエアコンで業界首位の奪取を目指す。2019年末で発売から20周年を迎える独自の加湿技術「うるるとさらら」を前面に打ち出す。寝室や子供部屋に設置する中位機種などにも展開し、販売量を増やす。「うるさら」は家庭用で低シェアだったダイキンの知名度を押し上げた。業務用や空気清浄機でも強みの技術を最大限に生かし攻勢をかける。
「2020年度はルームエアコンでシェアナンバーワンを目指したい」。ダイキン役員は、熱意を強調した。ダイキンはルームエアコンの国内シェアが18%で、パナソニックに次ぐ2位。その差は1.5~2ポイントとみられ、20年度に逆転を視野に入れる。
看板ブランドに位置づけ、11月に発売するのが高級機種「うるさらX」。湿度の低い冬でも外気に含まれる水分を使ってエアコン内部を洗浄する機能を持つ。カビの養分になるほこりを取り除くことで清潔さを保つことができる。店頭想定価格は14畳タイプで31万円前後だ。
ダイキンは高級機種に強い。一方、中位機種ではパナソニックに競り負けている面がある。ミドルゾーンは高級機種に比べるとボリュームが出るため、ここでいかに販売量を伸ばすかがカギとなる。
12月から展開する中位機種「うるさらmini」がその先兵役となる。「うるさらmini」は、子供部屋や寝室など小部屋向きだ。ダイキン役員は「小部屋にこそ加湿のニーズが求められている」と話す。
就寝中にのどを痛めないようにするほか、子供がインフルエンザにかかるのを防ぐ効果をうたうなど「うるさら」が持つ加湿機能が求められるとみている。
「うるさら」は室外機から取り入れる外気に含まれた水分で加湿する独自の「無給水加湿機能」を搭載するルームエアコンの代表ブランドだ。1999年12月に発売し、累計販売台数は300万台を超えた。2019年で発売開始から20周年を迎える。
業務用では国内トップを独走してきたが、実は家庭用では下位に甘んじていた。1990年代のシェアは10%前後だったが、この状況を変えたのが「うるさら」だった。
10/9(水)14,050 前日比-165(-1.16%)