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くるみぱん3
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>>105

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 米Google(グーグル)や大手DC事業者の米Digital Realty Trust(デジタル・リアルティ・トラスト)などが相次ぎ進出したことから、DCの新設は千葉県印西市周辺に集中しているイメージが強い。しかし実際には、印西エリアほどではないにせよ東京都内でも新たなDCが設けられている。

 国内DC大手のNTTコミュニケーションズは2020年9月18日、東京都武蔵野市で「東京第11データセンター」を開設した。地上3階建てで、サーバーラック2600台に相当する約6250平方メートルのサーバールームを持つDCである。IT機器への最大供給電力は21メガワット(MW)だ。

 KDDIは2020年7月1日、多摩市の京王多摩センター駅周辺でハイパースケール向けDC「TELEHOUSE TOKYO Tama5」を開設した。地上14階建てで、約1500台のサーバーラックを収容する約3800平方メートルのスペースを持つ。ハイパースケール向けの利用を想定して250ラックの部屋単位で提供するという。

 多摩市では三井不動産も、全額出資する特定目的会社を通じて大規模DCの建設を進めている。施設の仮称は「多摩テクノロジービルディング」。規模は地上3階、地下3階建てで延べ床面積1万7666平方メートル。2018年7月に発生した火災事故で工事が中断したが、2019年2月に再開した。2021年2月の完成を予定している。詳細は明らかではないが、米Amazon Web Services(AWS)向けといわれている。