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株式投資見解の掲示板

2022-01-13 08:19
見通し
今日の株式見通し−軟調か インフレへの警戒は和らぐも円安は一服

 東京市場は軟調か。米国株は上昇。ダウ平均は38ドル高の36290ドルで取引を終えた。米12月消費者物価指数(CPI)は前年同月比7.0%と1982年以来の高水準。ただ、市場予想も相応に高く、想定内の結果と受け止められた。インフレ高進への過度な警戒が和らぎ、為替市場ではドル高(円安)が一服、ドル円は足元で114円60銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて90円安の28650円、ドル建てが60円安の28680円で取引を終えている。

 米国株は3指数そろって上昇したが、いずれも横ばいに近い動き。CPIの結果は株安材料にはならなかったが、今週は本日の生産者物価指数(PPI)や14日の小売売上高など注目の指標が相次ぐため、これらが相場をかく乱するとの懸念はくすぶる。円安一服は日本株にはややネガティブで、前日大幅高の反動から売りが優勢になると予想する。弱いというよりは小休止に近い動きになるとみるが、本日引け後にはファーストリテイリングの1Q決算が予定されており、様子見姿勢の強い1日となるだろう。日経平均の予想レンジは28550円-28850円