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各四半期決算と会社四季報の活用で年間資産倍増
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各四半期決算と会社四季報の活用で年間資産倍増の掲示板

>>626

6668アドテックプラズマは、新年度の対前年比での伸び率は高いですが、四季報にある通り、その高い成長を実現して、ようやく2018年の売上と利益を少し上回るだけです。

つまり、前年比での成長率は高いものの、2018年との対比で見ると、4年間でわずかしか売上と利益が増えていない…という捉え方もできるのです。

シリコンサイクルと呼ばれる半導体関連の設備投資に連動する景気循環銘柄としての側面が強いと思います。

そうした業績変動が株価に表れており、10年チャートで見ると、2014年8月が上場来高値。その後にシリコンウエハー不足が喧伝され、直近の業績ピークの会計年度の途中の2018年1月に直近のピークを付けています。

それ以前を見ても、概ね3年から4年おきに株価が高値を付けており、そうしたシリコンサイクルによる景気循環株扱いされていることが明白。

なので、SUMCOのシリコンウエハー増産投資などで今期業績は良いと想定されるものの、シリコンサイクルを見据えた情報収集が必要な局面にあると、私個人としては見ております。

  • >>630

    従来4年ごととか言われていたシリコンサイクルは崩壊したというのが私の見立てです。

    いくつかの要因がありますが、まずは需要面です。
    半導体は家電等のマイコンから始まり、PCで爆発し、次にスマホで更に需要が伸びましたが、どちらかというと時折4番打者がホームランを打つ時代が続きました。

    しかし、いまはありとあらゆるものが半導体なしでは動かない時代に突入し、1番から9番まで勢ぞろいした総攻撃の様相を呈しており、4番打者は4年にぐらいしか順番が廻ってきませんが、いまは毎年攻撃という感じがしています。

    一方、供給面は日本が大きく後退し、台湾、韓国あたりが特に最先端の半導体では主導権を握っていますが、今はいろいろ要因はあると思いますが、需要に供給が追い付かない半導体不足が起こっています。

    更に、この掲示板でも投稿していますが、国家安全保障上、半導体の自国内生産体制の確立が、米、欧、日そして中国で急務になっています。
    この流れは2024年ぐらいまで続くと思われ、新工場が続々と建設されると予想できます。

    日本でも政府がTSMCのほか、マイクロンないしくキオクシアの工場新設を援助する方向のようです。

    このように考えると特に半導体製造装置業界のシリコンサイクルの底はもっと先のような気がしており、従来の4年サイクル原則は当てはまらないと考えています。
    このあたり、Cai***さんとはかなり見立てが違うと感じています。