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NYダウ456ドル高、初の3万9000台 NVIDIAは16%高

22日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、前日比456ドル87セント(1.18%)高の3万9069ドル11セントで終えた。初めて3万9000ドル台に乗せ、12日以来、7営業日ぶりに過去最高値を更新した。上昇幅は12月中旬以来の大きさだった。

ダウ平均の構成銘柄ではないが21日夕に市場予想を上回る四半期決算や業績見通しを発表した画像処理半導体のエヌビディアが急伸し、ハイテク株や半導体株中心に買いが広がった。

エヌビディアは約16%上昇した。時価総額は約1兆9400億ドル(約290兆円)と、21日から2770億ドル増加した。米メディアによると、1日の時価総額の増加額として過去最大という。前日発表の決算や見通しが市場の想定以上に強く、生成人工知能(AI)関連投資の勢いや広がりを示したと受け止められた。

AI関連銘柄の業績成長期待が改めて高まった。主要株価指数の高値更新が続くなか、前日までハイテク株には利益確定や持ち高調整の売りが出ていたが、エヌビディアの決算を受けてハイテク全般を買い直す動きが強まった。

  • >>5263

    米連邦準備理事会(FRB)が年内に利下げを開始する見通しで米経済がソフトランディング(軟着陸)できるとの期待も強い。FRBのジェファーソン副議長は同日の講演で「米経済がおおむね想定通りなら、年内に引き締め的な政策を巻き戻すのが適切になるだろう」との見解を示した。物価の安定に向けた進捗については「慎重ながら、楽観的だ」と述べた。

    同日発表の週間の米新規失業保険申請件数は市場予想を下回った。米国のファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)の良さから株価の一段の上昇を見込む買いも入った。

    ダウ平均の上げ幅は一時530ドルを超えた。顧客情報管理のセールスフォースやIT(情報技術)のIBM、ソフトウエアのマイクロソフトが高い。クレジットカードのビザや同業のアメリカン・エキスプレス、ホーム・センターのホーム・デポなど消費関連銘柄も買われた。

    多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は続伸した。前日比105.23ポイント(2.11%)高の5087.03と15日以来、4営業日ぶりに最高値を更新した。  

    ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反発し、前日比460.751ポイント(2.95%)高の1万6041.621で終えた。上昇率は23年2月上旬以来の大きさだった。一時は1万6061と、21年11月に付けた終値ベースの過去最高値(1万6057)を上回った。

    アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)やブロードコムといった半導体株、交流サイトのメタプラットフォームズなどの上げが目立った。