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くるみぱん2
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>>3813

崎谷氏

『自殺の報道の陰にあるもの〜リアルサイエンスシリーズ』

先日、俳優の渡辺裕之さんが自宅のトレーニングルームで首吊り自殺(縊死)をしていたことが報道されていました。

奥さんの以下のコメントが出ています。
「語る言葉も見つかりません。『何故…』は、きっと誰にもわからないと思います」と現在も戸惑いを隠せない様子。渡辺さんの体調については「コロナの最初の自粛の頃から、人一倍家族思いで心配性な夫は、先行きの不安を口に出すようになり、考え込むことが多くなりました」。眠れないと訴える日も増えていたそうで「自律神経失調症と診断され、一時はお薬を服用していました。
(中略)
 仕事が増えた際には体調も戻りかけたが「心の病は夫を蝕(むしば)み、大きな不安から抜け出せなくなりました。医師にも相談し、希望の持てる治療を始めた矢先の、突然の出来事でした。」(5/11(水) スポーツ報日)

遺書すら残さずに、衝動的な死に追いやられるパターンです。

奥さんのコメントを読んだときに、また現代医学を支配する権力者の犠牲者が出たとピンときました。

この希望のもてる治療や薬剤がその原因であることを。

医師はもちろんのこと、良識のある人でも自殺や他殺が近年右方上がりに急増していることと抗うつ薬の関係を知りません。

米国のデータをみても、SSRI(セロトニン再取り込み阻害剤、serotonin reuptake inhibitors)という抗うつ薬が1990年代に導入されてから、それまで減少傾向にあった自殺率が右肩上がりに上昇しています(The Recent Rise of Suicide Mortality in the United States. Annu Rev Public Health
. 2022 Apr 5;43:99-116)。