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2160 ‐(株)ジーエヌアイグループの掲示板

PROTACは、標的となるタンパク質(癌因子など)を分解する画期的な創薬であり将来の期待が大きいが、標的となる細胞(癌細胞など)以外の正常細胞にまで影響が及ぶため、副作用などの解決すべき課題も多かった。

標的となる細胞に対して選択的に薬を運ぶADCの技術をPROTACと組み合わせた分解剤抗体複合体(DAC)を用いることで副作用などの課題を解決できる可能性がある。

cullgenを含む多くの企業が様々なタンパク質を標的としたPROTACを開発しているが、DACの技術により、この画期的な創薬が成功する可能性が高まったと言えよう。

各社それぞれ標的とするタンパク質や対象とする疾病が異なるために競合することは少なく、先行する会社が成功させることで他の会社にとっても大きな希望が湧いてくる。

cullgenもDACを用いるということなので、cullgenの成功確率と期待値が上がったのは嬉しい。