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☆せんちめんたる・じゃーにー☆の掲示板

「クイズアタック25 チャイコフスキー」

 決勝のハワイ旅行挑戦権獲得まで、長い緊張の闘いだが、決勝まで進むのが圧倒的に男性が多く、毎回女性を応援している。今日は珍しく女性だった。パネルの獲得位置が端っこに多かったので、ご本人も心配していたが、案の定、パネルで顔がすっぽり隠れて答えが分からなかった。

 1枚目のヒントが、いきなりバラの花で、チャイコフスキーと名前がついているらしいが、それだけでは中々答えられるものではない。最後に踊るバレエが出て、それで分かる人は分かるんだろうけど、顔が出ても端正な肖像画で、チャイコフスキーとは私も分からなかった。

 島や建物等の名称を当てるよりは、人名の方が当てやすいと、私は思うが、一番難しいのは「西暦」当てではないだろうか。挑戦権獲得まで進むのにも大変なのに、最後に出るクイズによって運が変わる。どの分野が出るかは分からないので、挑戦者のその日の運、不運にもよる。せっかく挑戦権獲得まで行ったのに、ホント彼女は残念だった。

 チャイコフスキーと言えば、高倉健主演映画「冬の華」にピアノ曲が出て来る。加納(高倉)は、ヤクザ世界の義理で相手のヤクザを殺めてしまう、その男には3歳の娘洋子(後の池上季実子)が一人残され、加納は舎弟に生活の面倒を頼み収監される。洋子は加納が自分の父親を殺めた男とは知らず、ブラジルに住む優しい「おじさま」と慕うようになる。高校生になった洋子は、加納への手紙に「チャイコフスキーのピアノコンチエルトが流れる喫茶店」で書いていると教えた。

 出所した加納は、洋子を想像しながら、街の喫茶店で店員に「チャイコフスキーのピアノコンチェルト」をリクエストし、店員から「今、流れているのがそれです」と教えられる。このシーンは、ちょっと笑うシーンである。