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☆せんちめんたる・じゃーにー☆の掲示板

「やぶ椿」

 今朝の「あさイチ」で、初めて見た華道家の上野雄次さんという人が出て、お笑いの博多大吉・博多華丸に、数種類のツバキから好きなのを選ばせ、気に入った花瓶に活けるというのをやっていた。「やぶ椿」を大吉さんが手に持ったので「それそれ!」と思わずテレビの前で叫んだ(笑)

 「やぶ椿」で一番に思い出すのが、五木ひろしさんの「京都恋歌(きょうとこいうた)」。三番の歌詞に「朧清水(おぼろしみず)のやぶ椿」と出て来る。この歌大好き。あんまりヒットはしなかったと思うが、京都の左京区(さきょうく)辺りの地名が出て来る。「野村岐れ(のむらわかれ)の思案道」という歌詞があって、かつてタクシーの運転手のおっちゃんと「野村岐れ」が、実際にあるかないか賭けをした。「ある」と言った私が勝ったのに、賭けの1万円を払わず、おっちゃんは逃げた(笑)

 「あさイチ」では上野さんが持って来た、割れた(わざとそうしてある)花瓶にツバキを一輪活けた。中々素敵だったが、こういう、まるで壺が破裂したような陶器を作る「宮川香山(みやがわ こうざん)」という人をテレビで見た。爆発したような壺の中に、冬眠してるクマの子の陶器が入っている。壺の外にカニの陶器がくっっいていたり、おもしろい作品を作る人だった(明治の人らしい)

京都恋歌(きょうとこいうた)
https://www.youtube.com/watch?v=UkR215FJM1k

①しんしん雪の 大原を 二の字刻んで 逢いにゆく
忍ぶ恋路が 辛いから 逢えばあなたに 無理ばかり
橙色に はんなりと 宿の灯火が うちを呼ぶ
どないしょう どないしょう 野村岐れの 思案道

②ちくちく胸に 突き刺さる 世間みたいな 針つらら
なんぼ死ぬほど 燃えたって どうにもならへん この先は
別れなあかん 貴男やのに 胸でほっこり 抱かれたい
すきやもん すきやもん 泣いて花尻 迷い橋

隠れて雪を 燃やす花 朧清水の藪椿
どないしょう どないしょう 渡りとうない 戻り橋
どないしょう どないしょう 野村岐れの 思案道

※昨日「徹子の部屋」に出た、華道家の假屋崎省吾(かりやざきしょうご)」さんはスタジオ用の花で、たくさんのバラを活けていた。場所がらあれだけの量がいるんだろうけど、ウジャウジャして私はあんまり好きやなかった。