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「なんでも鑑定団 鬼平犯科帳」

 一昨日の鑑定団(再放送)で、ずっと以前に、近所の池波正太郎家からもらったという古紙の中に、池波正太郎手書きの失敗の原稿が入っていた。万年筆の青や赤で訂正したり消したり汚れた原稿である。今ではパソコンで打ったりするので、こんな原稿はもう出ないが、手書きは珍しい。捨てるような73枚の原稿に鑑定が50万だった。有名人は何でも値段が付く。

●鑑定士の総評
 池波正太郎は人気があり、「鬼平犯科帳」は代表作なので、このような資料は評価が高い。昭和43年から平成2年ぐらいまで雑誌に掲載されたが、今は文庫となって24冊。その中の14巻に掲載されている。1つの殺人事件に絡んで長谷川平蔵が出てきて波紋が広がっていき、いろいろな人が関わって大捕り物になって終わるという話。書いているところを次から次へと直していける、それだけ直せるというのが凄い。タイトルが「波紋」から「浮世の顔」に変更され、それだけでも池波がいろいろ考えていたのがわかる。今はワープロやパソコンだが、それだと途中の直しの作業がわからない。清書原稿より依頼品のようなものがはるかに面白い。 
https://www.tv-tokyo.co.jp/kantei/kaiun_db/otakara/20201215/06.html

※今日の午後1時から鬼平で、私の一番好きな「五年目の客」がBSフジで放送される。待ち遠しい。河津桜を見に行って、午後からはゆっくりテレビを見よう。中村吉右衛門の平蔵が良い。今後別の俳優でドラマが出来ても私は見ない。イメージが壊れる。