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4563-アンジェス記事ストック
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 本日のスタンフォード大学への寄附について、その裏側を憶測してみた。
 2016年12月9日にアンジェスはスタンフォード大学と協業の覚書を締結した。当時の発表資料から要点を抜粋する。
・当社はこのほど、米スタンフォード大学と協業の覚書を締結しました。HGF 遺伝子治療薬の
新開発戦略の構築をはじめ、当社の新たな事業の柱である DNA ワクチンなど将来の事業分野を対象に幅広く協力を進めると同時に当社事業の国際化を進めるのが目的です。
・当社が覚書を結んだのは同大医学部の組織である Stanford Laboratory for Drug, Device
Development & Regulatory Science (SLDDDRS)です。
・当社と SLDDDRS は既に、重症虚血肢(CLI)を対象とした HGF 遺伝子治療薬の新しい開発戦略の構築に共同で取り組んでいます。
 この覚書の内容とアンジェスがコラテジェンの米国における後期第II相のトップラインデータをこの5、6月中に公表する予定であることを勘案すると、この時期にSLDDDRSに寄附をするということは、「ポジティブな結果に対するお礼」の意味合いがあるのではないかと憶測してしまう。