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世界史の掲示板

欧州連合(EU)の女性ツートップ
才色兼備の理想形
IMF ECB/ お財布と頭脳と心
クリスティーヌ・マドレーヌ・オデット・ラガルド(フランス語: Christine Madeleine Odette Lagarde、1956年1月1日 - )は、フランスの政治家、弁護士。元国際通貨基金(IMF)専務理事。国民運動連合所属。現欧州中央銀行総裁
危機に陥った国にお金を融通すること
経済政策への助言
もっとも弱い立場に人達を優先

(左から)欧州中央銀行のクリスティーヌ・ラガルド総裁、ドイツのアンゲラ・メルケル首相、欧州委員会のウルズラ・フォンデアライエン委員長(Photo by Thierry Monasse/Getty Images)

欧州は今、60代の賢い女性リーダー3人によって、よりグリーンで民主的な未来へと導かれている。

欧州連合(EU)では先日、新型コロナウイルス危機を乗り切るための復興基金案をめぐる交渉が行われたが、ポピュリストや支出を渋る頑固者を含む27加盟国のリーダーの意見をまとめるまでに90時間かかった。

そんな中、長きに渡ってリーダーとして外交手腕を磨いてきた女性が3人いる。ドイツのアンゲラ・メルケル首相、欧州委員会のウルズラ・フォンデアライエン委員長、欧州中央銀行のクリスティーヌ・ラガルド総裁だ。この3者を合わせた力は強大だ。

この雑多な群衆を7500億ユーロ(約93兆5000億円)の復興基金案で合意させる上では、3人のリーダーシップスキルが大きな役割を果たしたことだろう。ロイターは、この合意を「70年近くにわたる欧州統合の歴史で前代未聞の結束」と評した。

これはEUの奇跡であり、理想像でもある。自らの連合が揺らいでいる英国は、EUから離脱するのではなく学んだ方がよいのではないだろうか。

ウルズラ・フォン・デア・ライエン
欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会のトップに、初めて女性が就任することになった。11月に就任するウルズラ・フォン・デア・ライエン独国防相がその人である。フォン・デア・ライエン独国防相は、7月2日に開催されたEU臨時サミットで新欧州委員長の候補に選ばれた