ソフトバンクグループ(株)【9984】の掲示板 2021/08/28〜2021/08/29

>>1104

自主廃業を発表する直前の一週間は、さすがに周囲が騒然としていた。株価は連日乱高下した。最安値は58円、最後の取引株価は108円だったと記憶している。支店では、「山一が潰れるはずがない。頑張ろう」と言い合って、自社株を買った社員が相当数いたらしい。ある支店長経験者は、自主廃業発表後に支店の女性社員たちに「こんなことになっているなんて、どうして教えてくれなかったのですか」と詰め寄られたという。「『お前ら、株屋なんだから、株で損して泣き言を言うな』と答えたけど、涙が出そうになった」と彼は語っていた。

>>1104

一般論として、会社が潰れるか否か、また、潰れるタイミングは、社内にいる社員には分からないことが多い。身近なものの全体像や世間から見た様子が社内にいては分かりにくいということもあるし、現状に大きな変更を要するような最悪のシナリオを考えたくないという心理が働くからだろう。人間は現状維持が好きな動物だ。

 後で振り返るなら、社内で資金の調達など、市場からの会社の評価に直面する部署の人間は、夏頃から「このままでは、当社は保たない」と言っていたように思う。早めに転職活動していた社員もいたはずだ。

 また、社内の法人営業部門の課長さんに後日、「いつダメだと思いましたか？」と聞いたら、週末に日経に記事が出る週の水曜日に、当時の金融法人担当の副社長と富士銀行の担当者とが、同行に資金支援を頼みに行って断られて帰って来た時だ、と言っていた。実は、その水曜日の夕方、日頃は社用車で移動している副社長が富士銀行の担当者と一緒に、夕日を背にしてなぜか地下鉄の駅から山一本社までとぼとぼと歩いている姿と筆者はすれ違っている。多くの場合、会社にとって最後に問題となるのは「お金の切れ目」なのだ。

>>1104

山一以外に、日本長期信用銀行や、日本航空など、破綻の十年前には潰れることなど想像できないような会社に勤めておられた方の多くも、自社の破綻とそのタイミングは予想できなかったのではないだろうか。

「山一は市場を守らなければならない証券会社の立場にありながら、損失を意図的に隠蔽していた事実は悪質であり、自ら廃業すべきだ」という当時の大蔵省証券局の判断に異を唱えるつもりは、今もない。それ自体は正論だ。かつて日銀特融で救済されたことがある山一は、他のケースとの公平性まで問える身分でもない。

>>1104

＞これに役員が個人で持っている株も含めると40％を超えているねえ
なぜ役員、社員がＳＢＧを買うのか❔
ＳＢＧは5年先10年先100％暴騰に決まっているからだよねえ

ひとつの事例かもしれないが、
決まっていると、思いこむのは　本当に危険だよ。

思い込みは　本当に　危険。

>>1104

安値で買う？
1000円くらいですか？