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ソフトバンクグループ(株)【9984】の掲示板 2020/10/14
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>>980
自社株買いに一票です。
株主にとっては配当も併せて
最終的にどちらが、
キャピタルゲンン大きいかとなり
ますが、長期保有としては、一緒に
会社も強くなってもらえる方を
選びます。
底堅くなりさえすれば、先々
新株発行によるファイナンスも
選択肢に持つことができます。
配当目的の方はKKでいいのでは
と思います。
窓の雪 2020年10月15日 00:01
>>800
自社株購入と配当の比較について
以下、私見を申し上げます。
株主還元のために自社株を購入する、とよく説明される。
それでは、自社株を購入したら、具体的にはどのような株主還元があるのでしょうか。
一株の価値の増加だけで考えれば、自社株の購入に応じて退出する株主は、その時の時価だけの収入を得る代わりに、一株当たり株主価値を失う。
これを、私たち継続株主から見れば、
(一株当たり株主価値 ➖ 旧株主に支払って減少した時価額)
だけ、経済価値の、いわば贈与を受けている。
これこそが、株主還元の、定量的な内容であると、私は考えます。
一方で、自己株式の購入ではなく、増配で還元されることもあります。
そのうちのいずれが私たちにとって得かは、その時の買い入れ価格によって左右され、一義的には言えません。自社株買いには、私たち継続株主への金銭移転が無いというデメリットがあります。
課税についても、配当への課税は待ったなしですが、株の譲渡所得課税もいずれ行われます。現在は両者の税率が同じなので、時間価値以外は、税負担は無差別というべきかと。
仮に、仮に、2兆5000億円の全額が、自己株式購入ではなく配当に回されたら、一株当たり1,200円程になります。この方が良かったとお考えになる方々も少なく無いのでは。
結論。
自己株式購入と増配の、いずれが継続株主にとって有利かは、その時の購入価格によって左右され、一概には言えない。
それでも、今回のソフトバンクグループの自己株式購入は、多額の配当よりも、大きな利益を私たちに与えたと思います。
市場の需給に中期的に関与し、株価を下支えするぞという経営意識を、市場に明確に伝え、市場の雰囲気を変えたことが大きい、のではないでしょうか。
以上でございます。長文を失礼しました。