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スプリントの最安プランと同料金ーベライゾンよりも15ドル安い
ここ数年は顧客獲得でネットフリックス無料視聴などの特典に頼る
米携帯電話事業者のTモバイルUSは料金を引き下げて基本に立ち返る。ここ数年は顧客を引き付けるために無料の動画ストリーミングやネットフリックスのような特典に頼ってきた。

  Tモバイルは無制限のデータ使用と標準画質ビデオ視聴の月60ドル(約6700円)のプラン「Tモバイル・エッセンシャルズ」を10日から開始する。料金を自動引き落としにすると、2本目の回線料金は30ドル、追加の回線は10ドルとなる。エッセンシャルズの料金は、ネットフリックス視聴と手数料、税金を含む同社の現行無制限プランよりも10ドル安い。

  Tモバイルの新たな低料金プランはスプリントの無制限プランと同料金で、マーケットリーダーであるベライゾン・コミュニケーションズの基本プランよりも15ドル、AT&Tの基本無制限プランよりも10ドル、それぞれ安い。
  
  4月にスプリントとの265億ドル規模の合併合意を発表したTモバイルは、米規制当局に対し同計画が承認された場合でも携帯電話市場では競争が続くと説得に努めている。消費者団体からは、比較的規模の小さい両社の合併が認められれば料金が上昇すると懸念の声が上がっている。