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就任4年目、Bクラス経験しかなかった楽天を2位に躍進させた野
村監督、
その健闘に「おめでとう」の言葉もなければ、私たち夫婦は三木谷
さんから食事に誘われたことなど一度もありません。

この楽天の冷たさとは対照的に主人に「2位おめでとう」の祝福の
メッセージを送り「琴線に触れた」と言わしめたのは、試合に負け
たソフトバンクの孫社長でしたと語る。
先日、急死した野村沙知代氏がデイリー新潮に残した言葉である。

その楽天がソフトバンクの二番煎じ、三番煎じの携帯参入で年末の
市場に冷や水を浴びせる。
東証も勢いを失いKDDIはその煽りを受け大幅下落を続ける。企
業競争とはいえKDDI株主が気の毒に見える。

携帯参入を日経にすっぱ抜かれ、一度は否定するも、検討中に変わ
り、今のところ「新規参入を目指す」である。最初の一歩から何と
なくおぼつかない。

孫社長は、巨人から裏切り者と呼ばれ、試合に負ければ「生卵を投
げつけられる」王貞治監督を守り続けその手腕に信頼を寄せる。
その結果、秋山監督を育て、工藤監督へと続き今では球界の盟主と
言われる。

野球も事業も立場が違ってもお互いの信頼と感謝が無ければ成り立
たない。野村沙知代氏が残した言葉の意味がわかる時がやがてやっ
てくるだろう。