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ソフトバンクグループ(株)【9984】の掲示板 2016/09/01〜2016/09/05

>>779

ITバブルが崩壊し、地銀、信金が経営破綻した頃、金融関係の仕事をしていましたが、財務内容の良い銀行ほど、貸し渋りをしていましたね。

中小企業の所有する土地の担保価値が、地方では1/2、ひどい場合は1/5になっていましたから、借り換えの時期を迎えても、2番、3番抵当では、全く担保にならないので、信用保証協会の保証を求める訳ですが、保証枠一杯の場合が多く、企業は社長の自宅を担保に入れるなど、くろうしていましたね。

竹中平蔵が、リレーションバンキングのアクションプログラムという、所謂、銀行に目利きによる融資を求める政策を始めましたが、地方の金融機関には、そんなに幅広い分野を評価できる人材がいないため、また、BIS規制により、金融機関は、自己資本比率の改善を同時に求められていましたから、融資の引き上げに動かざるを得ず、アクションプログラムは、絵に描いた餅の政策に映っていました。

そういう意味で、現行の間接金融が支配する我が国あっては、担保となる土地もないの
に借金をするというのは、非常に難儀なことなのですよ。こうした中、事業拡大のために、有利子負債であっても、次から次へと新規に融資を受けられるということは、相当な信用力があるということであり、ソフトバンクの資産価値を三大バンクもしっかりと値踏みしているということなのです。




> そらまぁ機関でも個人でも独自の投資基準ってのがあるでしょ。
>
> でもさ、機関ていうのは投資銀行であれ信託銀行であれ生命保険であれ金融機関である以上は相手の決算書分析して投資適格を判断してる。負債だけでなく資産・資本・売上・費用・損失・利益・キャッシュフロー・経営者の実績等々全てを見てる。
>
> 顧客の資産を預かって運用する投資のプロが負債の額 だけ を見て投資先を判断するんだったら他の金融機関には絶対投資できません(壮大な自己否定です)。だって、金融機関にとっては顧客からの預り資産が100兆円あったらそれは全部負債な訳で「この金融機関は負債が100兆円あるから多すぎる、危ない」って判断なら、大金融機関ほど危ないことになってしまいます。

  • >>794

    > 財務内容の良い銀行ほど、貸し渋りをしていましたね。

    貸し渋り、貸し剥がしをした銀行ほど、結果的に財務内容が良くなった...では?

    > 中小企業の所有する土地の担保価値が、地方では1/2、ひどい場合は1/5になっていましたから、借り換えの時期を迎えても、2番、3番抵当では、全く担保にならないので、信用保証協会の保証を求める訳ですが、保証枠一杯の場合が多く、企業は社長の自宅を担保に入れるなど、くろうしていましたね。

    金融機関は、多くの中小企業を潰すことで生き延びたのでは? そして今のマイナス金利、逆ザヤで金融機関の経営が苦しくなるに従い、貸し渋り・貸し剥がしの再来では?

    > 金融機関は、自己資本比率の改善を同時に求められていましたから、融資の引き上げに動かざるを得ず、アクションプログラムは、絵に描いた餅の政策に映っていました。

    融資を引き上げ、中小企業を犠牲にして生き残った金融機関...金融機関も随分淘汰されましたが...

    > 事業拡大のために、有利子負債であっても、次から次へと新規に融資を受けられるということは、相当な信用力があるということであり、ソフトバンクの資産価値を三大バンクもしっかりと値踏みしているということなのです。

    御意! ここを理解出来ない人が多いんですね...