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(株)ベルク【9974】の掲示板 2015/04/08〜2020/11/27

食品関連で注目度高まるスーパー

家計が厳しくなった場合、真っ先に「食費」の節約を考える家庭が多くなるとみられるが、安易な節約によって摂取量が増えやすいのが、米や麺類、パンなどの炭水化物だ。外出自粛によって運動不足となっている中で炭水化物の摂取量が増えると、糖尿病など成人病になるリスクも高まる。そのため、健康面も考慮しつつ、安くて量が多い食材を求める流れに向かいやすくなる。業務スーパーを展開する神戸物産 <3038> に対するマーケットの関心が高いのはこうした思惑が底流している。食品に関わらず、高級品ではなくとも、安くて良い商品を選ぶことになるほか、同じサービスにおいては価格面を重要視するため、同業の競争激化を促すことになる。

食品スーパーの中核銘柄としては神戸物産だが、好調な月次動向からみても相当織り込まれていると考えられ、同社株以外の割安感のある他の食品スーパー株へも物色が広がりを見せてくる可能性がある。そういった点では、広島・岡山・香川・愛媛・徳島・兵庫で24時間営業の食品スーパーマーケットを展開するハローズ <2742> 、岡山を地盤に24時間営業の食品ディスカウントストアを展開する大黒天物産 <2791> 、イオン系の食品スーパーであるマックスバリュ東海 <8198> [東証2]、マックスバリュ西日本 <8287> [東証2]、ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス <3222> などに妙味がある。更に、リテールパートナーズ <8167> [東証2]、スーパーバリュー <3094> [JQ]、JMホールディングス <3539> 、いなげや <8182> 、Olympicグループ <8289> 、ベルク <9974> 、アオキスーパー <9977> [JQ]なども注目されよう。各地域地盤の食品スーパーはいずれも需要拡大が見込めそうだ。