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東京電力ホールディングス(株)【9501】の掲示板 〜2015/04/28

本日(5月31日)の日刊工業新聞に掲載された新技術↓で福島第一の除染が進むといいですね。

セントラル硝子は日本原子力研究開発機構、愛媛大学と共同で原子力発電所事故による滞留水処理で生じるスラッジを安定化処理するための媒体として鉄リン酸塩ガラス(IPG)の優位性を見いだした。ホウケイ酸塩ガラスに比べて充填量を大きくでき、良好な化学的耐久性が得られることを突き止めた。
 東京電力福島第一原子力発電所でセシウムやストロンチウムなどの放射性物質を含んだスラッジが二次廃棄物として発生している。排出されたスラッジの廃棄体化に向けて容器に試薬粉末などを混ぜて封入し安全に処分できるようにする「ガラス固化法」と呼ばれる手法で検証した。
 IPG媒体粉末に対して硫酸バリウムの添加割合を6・6モルから48モル%と変化させて混合し、混合物を加熱溶融してガラス固化体を作製した。IPGであれば硫酸バリウムの分解で生じた酸化バリウムを約48モル%まで充填でき、固化体は浸出試験で高い化学的耐久性を持つことを確認した。