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(株)商船三井【9104】の掲示板 2023/04/01〜2023/04/02

現物1万株ホルダーです。コンテナ船の事業状況がコロナ禍前に戻るか、ということですが、それはないと思います。理由はONEと長期契約。まずONEの設立と事業移管によって効率化が図られたのがコロナ禍直前、ここでの議論のベースになる「コロナ禍前」の事業状況の後なんです。比較対象にしている状況が根本から変わっている。そして、ONEに集約したコンテナ事業では、その効率化と事業採算性の確保のため、スポットと長期契約のバランスを取っている。これだけで、コロナ禍前に戻ることは考えにくいのがわかります。
 売り方さんのほとんどが傭船料の基準値をスポットベースで見てます。確かにMOLが過去単体で、そして常に綱渡りの事業(赤字ギリギリ)運営していた時はスポット営業は大事だったかもしれません。しかし、今のMOLは違います。ONEにて、少々平均価格がお安くても長期契約を選べる「余裕」があるんです。
 加えて、将来的に「Gx」の恩恵はここでもあると思います。すなわち、荷主側でも排出炭素量を製品輸送段階から計算するわけで、脱炭素キャリアを使えば、製品あたりの排出量を抑えることができ、国によってはこれから多くのインセンティブを得ることができる。
 コロナ禍前と同じと考えることは出来ないと個人的に思います。株式投資は自己責任で。