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(株)明豊エンタープライズ【8927】の掲示板 2018/03/21〜2018/03/26

この会社、もう一つ見るべきところがある。
社員一人あたりの儲けである「パーヘッド」。
経常予想が今期23億(会社予想)
単体従業員数:24名で一人あたりの儲けが 9,583万
連結従業員数:65名で一人あたりの儲けが 3,538万

例えば同じ不動産セクターの、8869明和地所と比較すると・・
株価も今日の終値で815円と同水準。
同じく社員一人あたりのパーヘッドで示すと。
経常予想が今期32億(会社予想)
単体従業員数:320名で一人あたりの儲けが 1,000万
連結従業員数:492名で一人あたりの儲けが 650万

明和地所は個人向分譲マンションを展開する会社なので、全く同業とは言えないが、
明豊の方がかなり高効率な経営をしていることが分かる。社員一人あたりの儲けが大きい。
つまり一言で言えば、今の明豊は「小さな店舗で、従業員最低人数で、一杯1万円のラーメンを売る店」
とでも表現しようか。ローコスト・ハイリターンな会社・・
個人向分譲マンションを展開するには何しろ営業の頭数が必要で、業務が煩雑、更に全資金回収まで時間が掛かる。
それに対して現在の明豊の対象顧客は法人、ファンド、リート、富裕層個人といった1物件1客である。
極めて契約から履行、引き渡しまで少人数で出来て、物件規模からしても仕入れから引き渡し、利益確定まで
掛かる時間が短い。
故に、100坪~200坪位の小さな物件でも、仕入れが出来れば稼ぎが大きく出るので、小さなIRでも反応する
のではないだろうか。勿論、ここまでにするのにマンション事業を止め、アパートに特化する方針転換、
リストラ等厳しい施策を実行してきたからであろう。
それらがやっと実を結び始め、”筋肉質の会社になった”のではないだろうか。
株主としては将来、この高効率経営によって得られた利益が配当等で更に還元されることも期待したい。
株価を押し上げる要因を作るレールは敷かれたと思う。