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(株)カチタス【8919】の掲示板 2018/10/31〜2019/05/13

住宅買取再販事業首位であるカチタス社(8919)においてはその恩恵を受けやすいと判断する。(^^♪

 住宅・⼟地統計調査、空き家は 846 万⼾、13.6%となり過去最高を記録

 注目点:総務省より住宅・⼟地統計調査が 2019 年 4 月末に発表された。総住宅数は 6,242 万⼾となり、前回調査より 3.0%の増加。空き家は 846 万⼾となり、前回調査の 820 万⼾より 26万⼾の増加、空家率は 13.5%から 0.1%上昇の 13.6%となり、過去最⾼を記録した。

 賃貸⽤の住宅は 431 万⼾となり、前回調査より 2 万⼾の増加となった。空室率:2018 年は 0.1 ポイント上昇の 13.6%、846 万⼾と過去最⾼となった。

 内訳は賃貸⽤が 51%であり、次いでその他が41%、⼆次的住宅と売却⽤はそれぞれ 5%、4%となった。その他の住宅が上昇した背景には相続等で取得した不動産等が関連していると、SBI は考える。

 人口増減が関与:空室率の増加は人口の減少が関与していると、SBI は考える。都道府県別に⾒れば⼭梨県、和歌⼭県、⻑野県の空室率が、それぞ21.3%20.3%、19.5%と⾼い。

 一方、空室率の低い地域は埼玉県、沖縄県、東京都となり、それぞれ10.2%、10.2%、10.6%であった。空室率の⾼い3県は 5 年間で人口がそれぞれ 3.2%、3.8%、2.5%と減少している。一方で空室率の低い 2 県 1 都は人口がそれぞれ 1.0%、2.9%、2.7%と増加している。

 同時期の全国は 0.8%の人口減であった。国策により、カチタスが恩恵を受ける: 国⼟交通省は空き家増加に懸念を⽰しており、様々な対策を施しているが、依然として空き家数は上昇している。

 単純計算すれば、年 5.2 万⼾の空き家が増加していることになる。一方、空き家対策として住宅買取再販事業を⾏う企業があり、上位 10 社で年間僅か 15,182 ⼾しか仕⼊れをしていない。

 今後も国⼟交通省の対策により同ビジネスが成⻑する可能性は⾼いと、SBI は考える。よって同ビジネスの首位であるカチタス社(8919)においてはその恩恵を受けやすいと判断する。