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(株)マネーパートナーズグループ【8732】の掲示板 2016/03/04

>>3179

ビットコインの資金洗浄ソフト「ダークウォレット」を、なぜ彼らはつくったのか
http://wired.jp/2014/05/18/dark-wallet/
 昨年、世界中の規制当局はビットコインがマネーロンダラーやブラックマーケッターの巣窟とならないよう策を練り尽くしていた。そしていま、たった1つのソフトウェアによって、彼らが最も恐れる事態に陥ろうとしている。

 先日、自らを「unSystem」と称する政治的過激派コーダー集団が「ダークウォレット」(Dark Wallet)の最初のヴァージョンを発表した。これは、ビットコインが提供している本来の姿よりはるかに強固なプライヴァシー保護を可能にするビットコイン用アプリケーションだ。提示されているサーヴィス通りにプログラムが動けば、所有権とユーザーの素性をリンクさせるというビットコインの見解は白紙に戻されることになる。ユーザーの支払い状況を暗号化し互いに織り交ぜることで、ダークウォレットはオンラインでの金銭の流れを追跡不可能にし、ウェブ上に蔓延する闇市場を更に繁殖させるわけだ。・・・

 匿名通貨としての評判にも拘わらず、ビットコインの取引はむしろ、実際の通貨よりもある意味「剥き出し」といわんばかりの状態だ。ビットコインのすべての取引は、「ブロックチェイン」(blockchain)として知られる公の元帳に記録され、そこから何千ものユーザーのコンピューターにコピーされ、ビットコインのネットワーク上で偽造や詐欺を防ぐためにチェックされている。ビットコインユーザーがコインの匿名化に相当な努力をしない限り、彼らのすべての支出は、企業や政府当局によってアドレスまで追跡できてしまう。

 ダークウォレットは、そのようなプライヴァシーや信頼問題を回避することを可能にする。その中心となるツールは「コインジョイン」(CoinJoin)とよばれる技術で、ユーザーがビットコインを使用するたびに、その取引はランダムで選ばれた同時期に支払いをする他のユーザーの取引と「混ぜられる」のだ。

【コメント】マネーロンダリングをしたい者からすれば、取引の匿名化できない仮想通貨や技術は価値がないのかもしれませんね。立場によりけりということ。