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オリックス(株)【8591】の掲示板 2019/03/14〜2019/03/17

井上亮、オリックス社長兼Co-CEOに、インタビュー!!

ーオリックスの事業は「再生」が1つのキーワードになっている気がします。
井上 その通り。当社は独立系ですからしがらみが意外と少ないですし、事業再生のお手伝いをし、最終的には再生して元の事業主に戻すのが基本です。ただ、再生後に「もう要らない」ということであれば、付加価値をつけた上で第三者に売却するといった出口戦略を取ることもありますね。
―― 一方で、主力の金融サービスではロベコ(オランダの資産運用会社)買収で2500億円、さらに米国のハートフォード生命保険買収で900億円と、かなり攻勢をかけている印象です。
井上 当社はケチですから高い買い物はしない(笑)。それが基本方針です。財閥系でもないしメガバンクがバックにある会社でもありませんから、いったん(M&Aの)エントリープライスを間違えて高値掴みしたら、その後の苦労が大変なものになってしまいます。また苦労するにしても、エントリープライスが低ければ経営のやり方次第で生き残ることができますから。
―― 保有していた大京を連結子会社に。シナジー向上は見込めそうですか。
井上 マンション管理の受託ビジネスは基本、アセットマネジメントと一緒ですし、大京には電気技師関連の人材もたくさんいますから。これまではいわば、大京の自前のマンションだけの技術者じゃないですか。それを、さらにオリックスグループ全体に広げれば効果が出てきますよね。たとえば、電気技師の方にメガソーラービジネスのほうを見てもらうこともできるのです。

―― 逆に、資産の入れ替えというか、売却していくケースも出てくると。
井上 たとえば今回、ハートフォードの買収で資産が膨らみますけど、一方的に資産を膨らませていく気は全然ないんです。資産の中身を入れ替えながら優良資産に変えていく。長く保有していれば、やっぱり売り時というのがあるじゃないですか。それを失するとプライスが下がってしまうので、いい時に売ることが大事。で、また景気が悪くなったら出物が出てくるかもしれませんし。

マネックス証券もオリックスが大株主で手堅い地銀の静岡銀行に売却したし、まぁ~本質は、買収屋業なのね!!

オリックス(株)【8591】 井上亮、オリックス社長兼Co-CEOに、インタビュー!!  ーオリックスの事業は「再生」が1つのキーワードになっている気がします。 井上 その通り。当社は独立系ですからしがらみが意外と少ないですし、事業再生のお手伝いをし、最終的には再生して元の事業主に戻すのが基本です。ただ、再生後に「もう要らない」ということであれば、付加価値をつけた上で第三者に売却するといった出口戦略を取ることもありますね。 ―― 一方で、主力の金融サービスではロベコ(オランダの資産運用会社)買収で2500億円、さらに米国のハートフォード生命保険買収で900億円と、かなり攻勢をかけている印象です。 井上 当社はケチですから高い買い物はしない(笑)。それが基本方針です。財閥系でもないしメガバンクがバックにある会社でもありませんから、いったん(M&Aの)エントリープライスを間違えて高値掴みしたら、その後の苦労が大変なものになってしまいます。また苦労するにしても、エントリープライスが低ければ経営のやり方次第で生き残ることができますから。 ―― 保有していた大京を連結子会社に。シナジー向上は見込めそうですか。 井上 マンション管理の受託ビジネスは基本、アセットマネジメントと一緒ですし、大京には電気技師関連の人材もたくさんいますから。これまではいわば、大京の自前のマンションだけの技術者じゃないですか。それを、さらにオリックスグループ全体に広げれば効果が出てきますよね。たとえば、電気技師の方にメガソーラービジネスのほうを見てもらうこともできるのです。  ―― 逆に、資産の入れ替えというか、売却していくケースも出てくると。 井上 たとえば今回、ハートフォードの買収で資産が膨らみますけど、一方的に資産を膨らませていく気は全然ないんです。資産の中身を入れ替えながら優良資産に変えていく。長く保有していれば、やっぱり売り時というのがあるじゃないですか。それを失するとプライスが下がってしまうので、いい時に売ることが大事。で、また景気が悪くなったら出物が出てくるかもしれませんし。  マネックス証券もオリックスが大株主で手堅い地銀の静岡銀行に売却したし、まぁ~本質は、買収屋業なのね!!