投稿一覧に戻る (株)オリエントコーポレーション【8585】の掲示板 2022/03/29〜2022/07/15 37 nrk***** 2022年3月31日 20:39 日 信販最大手。みずほフィナンシャルグループ(MHFG)が49%、伊藤忠商事が16%を出資し、両社の持 分法適用関連会社となっている。R&Iによるグループ企業に関する格付方法の見直しを踏まえ、主にMHFG からの営業活動や資金調達へのサポートを従来に比べて強く反映することとした。事業の多様化やコス ト削減の取り組みを通じて収益体質の強化が進み、厳しい環境が続いても底堅く利益を確保できている ことも勘案し、発行体格付をAに引き上げた。 MHFGとの連携も支えに、オートローンをはじめとした個品割賦および銀行保証で強い競争力を有する ほか、成長事業と位置付けるカード・融資や決済・保証の収益貢献度も高まっている。タイなどで展開 する海外事業の基盤はまだ小さいが、国内を中心とした営業基盤は比較的強い。 基幹システムの償却費用の負担もあり、収益力は格付対比で改善の余地があるものの、事業領域は幅 広く収益の安定性は高い。住関連など実需に紐づいた証貸ローンやショッピングリボを中心に底入れの 兆しが見えてきたほか、家賃決済保証・売掛金決済保証の拡大を背景として全体の取扱高は増加してお り、営業収益は下げ止まりつつある。業務効率化を通じた経費削減も継続しており、コロナ問題や半導 体不足による供給制約が長期化する中でも、底堅い利益を確保している。 与信は小口分散し、信用リスクは小さい。やや大きかった利息返還リスクは緩やかながら低減する方 向にある。資産の質は比較的健全だ。リスク耐久力はAゾーンに見合う。I種優先株を全額償還したこと で資本政策の自由度が高まっており、今後のリスクテーク方針および収益性や財務健全性へ与える影響 に注目していく。 十分な流動性を確保している。メーンバンクのみずほ銀行を軸に潤沢な調達余力を有している。MHFG のサポートも支えに、主要な金融機関と良好な関係を築いている。債権流動化のほか、社債、コマー シャルペーパーを含め市場からの調達は安定しており、調達手段の多様化が進んでいる。 【格付理由】 格 そう思う25 そう思わない5 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る
nrk***** 2022年3月31日 20:39
日
信販最大手。みずほフィナンシャルグループ(MHFG)が49%、伊藤忠商事が16%を出資し、両社の持
分法適用関連会社となっている。R&Iによるグループ企業に関する格付方法の見直しを踏まえ、主にMHFG
からの営業活動や資金調達へのサポートを従来に比べて強く反映することとした。事業の多様化やコス
ト削減の取り組みを通じて収益体質の強化が進み、厳しい環境が続いても底堅く利益を確保できている
ことも勘案し、発行体格付をAに引き上げた。
MHFGとの連携も支えに、オートローンをはじめとした個品割賦および銀行保証で強い競争力を有する
ほか、成長事業と位置付けるカード・融資や決済・保証の収益貢献度も高まっている。タイなどで展開
する海外事業の基盤はまだ小さいが、国内を中心とした営業基盤は比較的強い。
基幹システムの償却費用の負担もあり、収益力は格付対比で改善の余地があるものの、事業領域は幅
広く収益の安定性は高い。住関連など実需に紐づいた証貸ローンやショッピングリボを中心に底入れの
兆しが見えてきたほか、家賃決済保証・売掛金決済保証の拡大を背景として全体の取扱高は増加してお
り、営業収益は下げ止まりつつある。業務効率化を通じた経費削減も継続しており、コロナ問題や半導
体不足による供給制約が長期化する中でも、底堅い利益を確保している。
与信は小口分散し、信用リスクは小さい。やや大きかった利息返還リスクは緩やかながら低減する方
向にある。資産の質は比較的健全だ。リスク耐久力はAゾーンに見合う。I種優先株を全額償還したこと
で資本政策の自由度が高まっており、今後のリスクテーク方針および収益性や財務健全性へ与える影響
に注目していく。
十分な流動性を確保している。メーンバンクのみずほ銀行を軸に潤沢な調達余力を有している。MHFG
のサポートも支えに、主要な金融機関と良好な関係を築いている。債権流動化のほか、社債、コマー
シャルペーパーを含め市場からの調達は安定しており、調達手段の多様化が進んでいる。
【格付理由】
格