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(株)オリエントコーポレーション【8585】の掲示板 〜2015/04/28

84608

bod***** 強く買いたい 2013年3月8日 13:49

買っとけ。。

アプラスF アプラスフィナンシャルは過払い、貸倒関連費用の減少が想定以上で、営業増益幅拡大 <8589.OS>

新生銀行グループの信販・クレジットカード会社、アプラスフィナンシャルの営業利益
は、今2013年3月期、来14年3月期とも従来想定を上回りそうだ。

 東洋経済では、好調な第3四半期累計(12年4~12月期)業績を受けて、アプラス
フィナンシャルの今期、来期の見通しを下表のように見直す。営業利益は今期が前12年
3月期比27%増の107億円、来期が今期予想比7.5%増の115億円に上振れする
。今期の営業利益に関しては、会社計画の87億円に対して23億円上乗せた予想であり
、東洋経済「会社四季報」新春号(昨年12月発売)の独自予想95億円に対しても12
億円の上乗せとなる。

 東洋経済が予想を上方修正した理由は、過払い関連費用(利息返還損失引当金繰り入れ
)と貸倒関連費用(貸倒引当金繰り入れ)が想定以上に減少し、与信費用の圧縮が利益を
押し上げるためだ。取扱高・残高拡大を反映した個品割賦やカードショッピングの好調は
あるものの、カードキャッシングなどの残高減少に足をすくわれた融資収益のマイナスが
響き、売り上げ(営業収益)面では小幅反転増を見込む会社計画654億円は未達に終わ
り、小幅減収となる可能性が高い。また、税務上の累損が来期まで続く見込みのため、純
益は下表のように、今来期とも経常利益とほぼ大きく変わらない水準となりそうだ。

 第3四半期累計の売り上げは前年同期比1.3%減の476億円、営業利益は同9.9
%増の76.4億円、純利益は同38.4%増の74.3億円だった。包括信用購入あっ
せん(カードショッピング)と個別信用購入あっせん(個品割賦)の売り上げがともに1
0%台の増加と好調だったのに対し、信用保証は6.5%減、カードショッピングと並ぶ
収益柱である融資も23.1%減と沈んだことが売り上げの足を引っ張った。

 融資の取扱高は小幅減だが、過去の総量規制、上限金利規制の悪影響で融資残高が12
年12月末で前年同期比15.2%減となったことが響いた格好だ。カードショッピング
や個品割賦は、売り上げ先行指標の取扱高、営業資産残高ともに増加基調となっているが
補いきれない。ただ、貸倒関連費用は前年同期比で17億円、過払い関連費用は同10億
円と、ともに減少していることが救いとなり、営業増益となっている。

 第4四半期(13年1~3月期)も基本構図に変化はなさそうだ。ショッピング関係は
伸びても、融資のマイナスが足を引っ張り、会社がもくろむ四半期売り上げ177億円(
前年同期は155億円)は絶望的。前年同期比微減の153億円程度が精いっぱいだろう


 問題は与信費用をどう見るか。前年同期の貸倒関連費用はマイナス16億円(戻し)、
過払い関連費用は43億円だった。債権内容がよくなっていることや、利息返還の発生額
が減少していることなどを総合的に判断し、東洋経済では貸倒関連費はゼロ近辺、過払い
関連費用は25億円前後にとどまると予想。この与信費用が引き続き減少することを前提
に、第4四半期の営業利益は30億円程度(前年同期は14億円)が確保できるというの
が東洋経済の見方だ。

 来14年3月期については、売り上げが小幅ながら増加に転じると予想する。融資残高
の減少幅が縮小していること、取扱高が下げ止まりつつあることから、融資の減少幅も縮
まる公算が大きい。カードショッピングや個品割賦は期首の営業資産残高が増加からスタ
ート、新規取扱高も今期同様に「Tポイント」付きのサービス付加商品の取り扱いを家賃
や新車などに広げる営業努力が実り、引き続き拡大が見込めそうだ。与信費用の要因も今
期ほどの貢献は見込めないが、小幅の圧縮余地は残っており、営業利益は小幅続伸となり
そうだ。
(株)東洋経済新報社 四季報オンライン編集部