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アイフル(株)【8515】の掲示板 2015/04/29〜2015/05/12

私なりに もう一度 決算短信をよみました。
「新規成約件数は引き続き好調に推移しており、底打ち感が鮮明になるなど、着実に回復に向かいつつあります。・・・営業貸付金残高が9期ぶりに増加に転じ、業界同様に着実に回復しております。今後におきましては、-----トップラインの増加を目指してまいりJR。」(3ページ)
このように高らかに復活宣言している割に今期の見通し数字の少なさに驚いています。前期の営業収益(トップラインのこと) 86352(百万)に対して わずか1.5%増 金額でいえば約13億しかありません。こういうのは増加ではなく 横ばいというのです。着実に回復というなら せめて10%ぐらいのことをいうのではありませんか。謙虚というか まことに控え目な数字としかおもえません。
次に もう一つ おやおやと思ったことがあります。
営業収益87634 営業利益 7172 ですね。ということは 87634-7172=80462 が営業費用ということです。このほか130の営業外利益があります。
問題は80462の営業費用です。前々期は年間約700億 前期は740億ぐらいです。なのに今期は804億も?というのが 私の疑問です。
これまでは過払い関係の繰り入れが営業費用に入っているおかげで 営業利益が圧迫されていました。しかし こと今期に関しては1100億ものたくわえがあります。
なんの憂慮も必要ありません。ほかに社債があるじゃないかと言われる人もいるでしょう。決算短信18ページの損益計算書には 次のように載っています。
支払利息 4092 社債利息 2390 ところが前期は支払利息 4700 社債利息 748です。
支払利息は有利子負債を前期には減らしているので減っており かわって昨年発行した社債の金利負担が増えています。しかし トータルすれば 年間 わずか10億ほどの増です。昨年 大げさに騒いだ人がいましたが 実態は こんなものです。
保守的に大きく見積もっても750億でしょう。805億の経費の内訳はなんでしょうか?
営業収益といい 営業費用といい 説明もなしに さりげなく出してあるので つい信用してしまいます。
以上が夕刻から決算短信を読んだ私の感想です。ほかにご意見がある方 皆さんのためにも投稿してください。