アイフル(株)【8515】の掲示板 2015/07/13〜2015/07/18

週間「金融財政事情」2015.7.13号
※新聞の盲点「銀行カードローン急成長で問われる総量規制の意味」
銀行のカードローンビジネスが絶好調。ただ、銀行カードローンも実際には貸金業者が保障して最終的なリスクを背負っており、銀行と貸金業者の垣根がなくなるなかで貸金業者のプロパーローンにだけ総量規制が課せられることの矛盾も顕在化しつつある。
・銀行カードローンの15年3月末残高は4兆6113億円で貸金業者の消費者向け無担保貸付残高4兆336億円を超えている。
・銀行のカードローンには総量規制がかからない。
・貸金業者に対する総量規制については「貸し過ぎ」は貸手が借手の実態をみて避けるべきものであり、形式基準で借入れを不可能にすると借手が「闇金」などに駆け込まざるをえなくなるという批判が強い。
・「銀行の貸金業者化」によって総量規制の形式基準としての意味も失われつつあるのが現実だとすれば、総量規制自体の存在意義を問い直す必要があるのでは。